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糖の種類(ダイエットに必要な知識)①

武術研究家のモノノフです。

最近はダイエットの知識ばかり披露しています。ダッシュボードでみなさんに読まれているものを確認しながら増やしていきたいと思っています。あくまで、僕の中での本題の武術を入れつつ。

しかし、今回は糖の種類についてお話していこう。健全な肉体に宿る健全な精神なので、最初に肉体を整えてもいいだろう。

さて、糖には種類があるが、ヒトという動物が体内で使える形にするには単糖類という形にしないといけない。おおよそこの3つが代表的だろう。

グルコース、フルクトース、ガラクトースだ。

もちろん他にもある。

グルコースは日本語ではブドウ糖と言われている。最初に発見したひとが干し葡萄(ブドウ)から発見したからだったはず。フルクトースのフルの部分はフルーツと一緒だ。日本語では果糖という。フルーツなどから取れる糖だ。ガラクトースは乳から分解されてできる糖だ。ガラクトースガラク(galax)の部分はの銀河(galaxy)と同じ意味だ。乳と銀河とどういう意味があるのかご存じだろうか?

そもそもgalaというのはギリシャ語の乳という意味の言葉だ。つまり、乳が先だ。
こういった語源にはギリシャ神話が結構関係することが多い。全知全能の神ゼウスにみなさんはどのような印象をお持ちだろうか。この人はどうしようもない女好きで神でありながら、ヒトの女性(アルクメーネ)に手を出した。その時できた子供がヘラクレスだ。後に12の偉業を成し遂げてオリンポス神に名を連ねるが生まれは半神半人なのだ。ゼウスは自分の子供なので強くなってほしいなと思うわけです。ゼウスには本妻のヘラという女神がおりました。非常に嫉妬深い女神だったとされている。このヘラの乳は飲むと人間の肉体を不死身に変える効果があるらしく、ゼウスは思うのです。

「よし!自分の子供やし、ヘラクレスにヘラの乳飲ませたろう!」

ゼウスが神とは思えぬ正気ではない行動に出ます。ヘラが寝てる間にコソッとヘラクレスに乳を飲ませようとしたのです。

みなさん考えてほしい。浮気相手との子供に本妻の乳を飲ませたいがために、本妻が寝ている間に浮気相手との子供を連れてきて飲ませたのだ。本妻ヘラはおおらかな女神ではない。ゴリゴリに嫉妬深いのだ。しかも、ヘラクレスは生まれつき力が強く思いっきり吸っているので当然ヘラは気がつく。

「何するんじゃい!」

と言ったかどうかはわからないが、思ったことは間違いないだろう。バッと払いのけたらその勢いで乳が飛び散ったのだ!

その飛び散った乳が空を舞い「天の川」になり、地面に落ちたものは水芭蕉(ミズバショウ)になったとされている。

「天の川」が英語で「Milky way」と言われるのはこのためだ。やっと戻ってきて「Galaxy」は本来の言葉の意味は「乳の道」という意味だ。それが星の集まりを指しているので銀河と訳されている。

ちなみにグルコースやフルクトースのオース(ose)の部分は「糖」という意味で、グルターゼとかガラクターぜのアーゼ(ase)の部分は酵素という意味だ。

さて、どうしよう単糖類の話をしたかっただけなのにトリビアの話が長くなってしまった。

ヒトという動物が糖というエネルギーを吸収するのに、単糖類まで分解する必要がある。グルコースがいっぱい繋がったものがデンプンやグリコーゲンと言われるものだ。ちなみに植物性のものをデンプン、動物性のものをグリコーゲンと言われている。これらを分解して単糖類にしてから吸収される。つまり、同じ量だとしてもグルコースで摂る事とデンプンで摂ることは大きく異なるのだ。たまにトレーナーで、ご飯1杯、角砂糖何個分って言っているヒトがいるが、あれは皆目見当違いもいいとこだ。むしろ吸収過程に時間がかかるという方が大事だ。
例えば、ご飯でも白米か玄米か、玄米でも五分づきか完全な玄米かでも変わってくる。こういった知識をみなさんに知っていただきたい。みなさん賢く適度に食べてダイエットをした方が長続きする。そんなに我慢を続けてダイエットをし続けれらるわけはない。なるべく雑味が多い方が血糖値が上がりにくい。米なら玄米、小麦なら全粒粉だ。ただ、注意してほしいのはむやみに雑味が多い方がいいわけではない。消化にエネルギーが多く必要になるので、お年寄りや、夏にバテたひとなどには向かない。自分に合った程度で付き合って欲しい。

あくまで答えは自分の中にある。

という事で、1話完結でやるつもりでしたが、2話完結になってしまいました(3話になったらごめんなさい)。今回大事だったのは吸収するには「単糖類にしないといけない」ということだ。

次回は、多糖類や、社会の闇①や②で話た内容に繋がる話をしていこうと思う。

モノノフ



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