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歯並びと姿勢と子育てと

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歯並びと姿勢の関係について投稿しています。
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#バレエ

バレエと武術の身体の使い方の違い

僕の研究の中でバレエダンサーと武術の達人は非常に近い身体の使い方をしているということを言ってきた。 理由はヒトという動物の身体の能力を最大限に活かそうという点で共通しているからに他ならない。 しかし、明確に使い方が違う部位がある。 それは 膝🦵だ。 バレエは膝を最大限伸ばそうとする。 反張膝という過伸展している膝が良いというひとさえいるほどだ。 実際は反張膝だとケガのリスクがあるので、しっかり指導した方がいいのだが、そういうひともいるぐらいだ。 武術では原則膝を伸ば

バレエ芸人を批判しているひと間違っています❗️

バレエのことを調べていると何かにつけてバレエ芸人さんが出てきます。 バレエあるあるなどの動画を上げている松浦景子さんという吉本新喜劇の女優さんです。 僕は関西人でお笑い好きなので以前から知っていたのですが、バレエあるあるの動画がバズって有名になられました。 芸人がバレエを語るなと批判され、炎上していたそうです。 これを批判するひとは明らかに間違っています。 どういうことかというと、全てのこういった競技やエンタメで大事にしないといけないのはライトユーザーです。まず数がいな

とりあえず、かかとで立て🦶

最近の自分の中の武術研究で立ち方を研究している。 バレエの研究もそこに通づるのだが、 とりあえず かかとで立つ🦶ということが重要だ。 バレエだとつま先のイメージも強いと思うが、 厳密にいうとトウシューズ(女性)だとつま先、バレエシューズ(子供と男性)だと武道的には上足底あたりが大事なように思うだろう。 これは完全にかかとで立てることが前提のその先のものだ。 実際バレエでは最初に1番というかかとをくっつけて右足の先は右、左足の先は左に向ける立ち方をさせられる。これはかかと

バレエで教えていることが僕の考えている武術姿勢に圧倒的に似ている件

最近もっぱらバレエを研究している🩰 バレエ漫画をずっと読んだり、いろんな団体のプリンシパルの映像を見ているのだが、とんでもないレベルの身体能力だ。 それもただ跳べるとか、ただ回れるといったレベルではない。 ヒトという動物の身体を最大限に使っている。 武術はそれをひとを倒すために使うわけだが、 バレエは表現するために使うのだろう。 おそらく目的(相手を倒すか、表現するか)は違うが、やろうとしていることが同じ(肉体を最大限使う)であるため、ほぼ同じ答えに行き着いたのだろう

姿勢の発達を逃したら

武術研究家のモノノフです。姿勢を研究していくと最終的にぶつかるのが子育てです。そもそも姿勢を作っていくところから大事だからです。大人になってしまうと材料が出揃ってしまうので、今あるものの中で答えを見つけていかないといけません。子供だと材料から作ることができるのです。 ここで一つ問題が出てきます。姿勢の発育には妊娠期、子供目線で言うと胎児期の成長から意識しないといけません。それが過ぎている場合はどうするのか?と言うことです。大人では今ある身体をどう使うのかという問題になります