小説、書いていますか?

 みなさん、小説書いていますか? 僕は書けていません。創作サークル「モノリトルプレス」の西舟です。

 なんとなく気が向いたので、「書けないけど、そういうときどうしてる?」というのを試しに、備忘として書いてみたいと思います。めちゃくちゃ役に立つことは書きません。1分で読んで15分で実践できるような内容です。

画像1

何も書けない(分からない)とき、人の目は澄み切っています。

 世の中にはすでに役に立つ脚本術をまとめた、たくさんの本があります。同人製作をする人々の中には、参考にしている書籍があるという方も多いのではないでしょうか。アウトライン、ストラクチャー、人物アーク……お話を作るうえで参考にできる技術やフォーマット、フレームワークは、インターネットでも本屋でもたくさん見付かります。

 でも結構感じることがあるんですよね。以下です。

画像2

「技術があるのは分かった。で、何を書こうかな?」

 これです。

 三幕構成とか序破急とか「ふーん」と知っていても「で?」で詰まる……そういう経験があります。お話全体だけではなく、1つの場面の中だけでも、フリとオチをつけるなんてそんなこと言われましても……というやつです。でもどうにかしないと進まない。どうにかしましょう。

①紙とペンを用意します。
②タイマーを15分だけセットします。
③思いつくことを全部書きます。
④タイマーが鳴ったら使えそうなところにだけマーカーを引きます。
⑤終わり

 では、やってみましょう。

画像3

画像4

 終わりです。

 今回は2ページ分を思いつくまま書きましたが、実際に使えるアイデアは1ページ目にまとまっていたので、マーカーを1ページ目だけに引いています。実際のところ私はこれでかなり進んだりするので、意外と馬鹿にできない方法だなと思って重宝しています。ほかの人がどうかは知りませんが……。

 あとは、このステップで思いついたことを先に述べたフレームワークを活用して整理し、上手く書けるように祈るのみです。祈りなので外れることもあります。そうしたらまた15分計って書き散らかしてから、祈り直します。大体、その繰り返しをしています。

 以上です。他メンバーの手詰まり解消法も聞いてみたいですね。
 それでは。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?