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マルクスの資本論、魔女への鉄槌、我が闘争。人類を狂わせた書物たち

最近とある事情からマルクスの資本論を読んでるが貨幣と人間の関係をよく考えて分析した本という感じだ。当時のマルクスはパッとしないニート的な感じの人で、その人が書いたテキストが本を媒介にして世界中に影響を与え各国で蜂起した共産主義革命の原因になった、という事だ。そしてマルクスで発狂した支配者はたくさんの人間を殺すことになる。皆、本に感動して純粋に世直しをしようとして、そしてその結果幾多の屍の山を築くことになった。人類史的な悲惨は全て善意を出発点とした狂気の増大によって息起こされる。魔女狩りの本は読んでみたいけど、どこの出版社でも取り扱ってないらしい。なんかすごく気になるけど、このような呪われた書物みたいなものは他にも色々あるんだろう。人間の脳から脳へ伝播し時空を超えて広がり続ける狂気とミーム。しかし資本論は読みづらい。日本語の文法では資本論をうまく訳せないという問題もあるらしい。難解な本は誤読も多く、変な解釈から極端な行動を引き起こした可能性もあり、そう考えると、もうちょっとマルクスがわかりやすく資本論を書いていれば、こんな酷いこと(屍を一列に並べると地球を3周するという死者の数だった)にはならなかったのではないか?お金のことをメチャクチャ考えると人が大量に死ぬ。このような因果で世界は満ちている。

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