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リードフォーアクション 知覚力を磨く 著書:神田房枝

昨日はリードフォーアクションの読書会でした。
今回は、神田房枝さんの「知覚力を磨く」の読書をしました。
とっても読みやすく、アハ体験ができる本でした。

https://photoreading.jp/event/expertcaffe/20210126ec/

知覚力を磨く

沢山の学びがありました。
神田房枝さんの美術館研究員としてのキャリアがすごかったです。
ドラッカーも絵画を集め、知覚力に目覚めてからのビジネスは
格段に違っていたという事です。
本の中にCT画像が出てきますが、ゴリラが見つけられなるか否か
この辺も話題となっていました。
しかし・・ここは反論すると、目が弱い人にとって印刷がいまいち
というのもあります。
私は眼鏡をはずして、距離2cmでサーチしたら簡単にみつかりましたが
通常の読み方ですと見つかりませんでした。(笑)


マインドアイ

マインドアイと知覚力の訓練方法として、日記を上げていました。
日記は1日の振り返りとなります。
頭の中で1日を振返り、ああした、こうした、こうなったという
繰り返しがマインドアイと知覚力を育てるそうです。
1歳のお子さんには絵本の読み聞かせ、小学生には毎日日記
もしかしたら絵日記を毎日書くと、かなりこの辺の能力が
鍛えられるかもしれませんね。
大人も、仕事を終了する時、1日が終わる時
毎日振り返ると良いのかもしれません。

私も毎日、仕事の振り返りをしています。
まぁスケジュール以外の話は無いのですが、
電子のスケジュールと、紙のスケジュール帳を使っていますが、
紙のスケジュール帳に、今日のひとこと、
気になるキーワードを書いています。

今年から和田裕美さんのスケジュール帳を愛用しています。

知覚はコントロールできない

知覚はコントロールできないようです。
ひたすら訓練しかないようです。
ブラインドスポットに気が付けるか否か
これらを学ぶために沢山の絵画を見たほうが良いようです。
ただ見るのではなく、5分以上は観察しなさい。
という事でした。

こんなサイトも教えてくれましたが
実物が良いようです。
それは、色、質感、臭い、雰囲気等
鳥瞰的にとらえる事が重要のようです。

モノづくりの世界では
現場・現物・現実・原理・原則
という言葉がありますが
現物主義、現場主義は知覚力を磨く上でも重要なようです。

ノーベル賞受賞者の9割が美術愛好家であるというデータも
まさに美術により、知覚力を磨いた結果なのかもしれません。
天才たちは目の付け所が違うとも言います。
私も、絵画を見て、知覚力を養う事にしましょう。

素朴な疑問

本書の中を全部ご紹介できませんけど
マネージャーにはビジネス、組織を見る目を養ってほしいので
ぜひおすすめです。
また社員教育にも使えるのではないかと思いました。

さて素朴な疑問です。
本書の中に、「フォリー・ベルジェールのバー」が出てきます。
エドゥアール・マネの作品です。
これは鏡絵だとされています。
後ろに鏡があり、それに移ったものを描いているようです。
ただ1点だけ、鏡絵として納得がいかない部分があります。
元設計者の私としては、もう些細な細かな点なんですけどね。
もしかしたら鏡絵ではないのでとも思えてしまい。
マネの真意を聞きたいなーーとか思ってしまいました。
便利な時代ですね・・なんでもネットにあるのは。
さぁ皆さんはどう感じますか?


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神田房枝さんのダビンチ研究所も面白いです。

ダヴィンチ研究所

https://davinci-inst.org/

知らない世界が沢山ありました。

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