コミュニティとは何か?

コミュニティについて

 コミュニティと聞くとみなさん何を想像しますか?

 職場、家族、地域、社会、趣味など、人間は常に何らかのコミュニティで生活してきました。

 この「コミュニティへ所属する」あるいは「している意識」は、心の健康をはかる指標として、非常に重要な意味があります。

 コミュニティに参加しようと思える状態か否かによって、客観的に心の状態を見つめることもできます。

 そしてさらに、コミュニティに対する信頼感や貢献感を持つことによって「困難を克服する活力=勇気」を得られます。

 ただし、注意して欲しい点もあります。人間すべての人に好かれることはできませんし、コミュニティには必ず相性の悪い人が少なからずいます。相性の悪い人と無理に仲良くしようとすれば、精神に変調をきたしかねません。


 人と人との相性には2.6.2の法則があるとされています。相性のいい人が2割、普通6割、相性の悪い人が2割です。

 では相性の悪い人とどう付き合えばいいか?
 まず心得て欲しいことは「自分が気にするほど他人はあなたを気にしていない」ことを知ることです。


 誰とでも良い関係を築こうとすることは、自分の人生の目的や目標を失っている人がとりやすい行動です。


 もしそういった人生の目的があるにも関わらず、過度に他人の目や動きが気になる場合は、自分と向き合うことをお勧めしています。自分の特徴を知り、自己受容するところからはじめると、生きやすくなると思います。

 コミュニティは今もあなたの身近に存在し、あなたに喜びや安らぎ、居場所を与えてくれています。


 自分自身が幸せになるということは主観的なものです。


 コミュニティへの信頼感や貢献感を感じながら過ごすことを理想とし、追求していくのが心の健康に繋がるのではないでしょうか。


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