うつのひとへ43 帰省2〜納屋と記憶〜
実家に帰ってきて、昨日納屋の中を見てて、自分の記憶の中にあった思い出が、「ああやっぱ実際にあったことなのね」と実感できた。
本とか、ゲームソフトとか、ドラムセットとか、CDとか。
過去にあったことを証明するものとして、ぼくらは物を取っておこうとするのかな、と思った。
でもそれだって証明にはならないかもしれない。もしかしたらこの記憶は捏造されたもので、証明として残っている物たちも、どっかの誰かがそれっぽくあとから置いた物かもしれない。ファンタジーとして妄想しているんじゃなくて、現実的な話としてそんなことを考えている。
残っている物を見てて、今の自分に響く物もあれば、全く響かない、「え、おれこんなもの買ってたっけ?」と感じる物もあって面白い。
多分そういうものは一過性のブームにやられて買ったものなんだろう、って書きながら、自分は常に一過性のブームの中を生きているよなあ、とも思う。
ただ、ぐるぐるぐるぐる螺旋みたいに回ってるなかで、また出会うものと、もう通過しちゃって全く出会うことないものがあるのかもな、と今思った。
皆さんのGWはどうですか?って書きながら、「GWGWうるせえわ!」って感じる人もいるのかな、と思った。
皆んなに気に入られる言葉を自分は吐けない。
でもまあ、勘違いされようとも、勝手に願うことはできるよなー、と思う。
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