飲み会需要はなぜ戻らないか

 諸々の状態から「明けた」とされる昨今であるが、飲食店には客が以前程には戻っていないらしい。なぜなのか、無責任に考えてみた。


1.店が無くなった、あるいは業態転換した

 これはかなり大きい。「飲み食いに行く」のではなく、「よく行っていた店に行く」なのである。無くなったり、テイクアウト専門に変わっていたら行かない事は充分考えられる。
 仕方がないからファミレスでミラノ風ドリアに流れる事もあり得る。

2.まだ飲み会する時期ではない

 その中の1つが季節的な問題、歓送迎会シーズンは終わったし、忘新年会にはまだ早い。もう1つ、会社から飲食を伴う集まりをまだ止められているという所もある。取引先に食品関係の会社があると、万が一クラスタが発生するとまずい。
 趣味に関しても同様で、例えば静岡ホビーショーについてはまだ登録者制を行っている。「久しぶりに会ったから飲もう」の前に、事前登録できなくて現地行かないという状態である。

3.そもそも「飲み会」は習慣だった

 だいたい3年止めていたらどうなるか。断捨離には「3年使わなかったら捨てなさい」という言葉がある。3年必要無かった行事はもういらないのである。
 また、一旦途切れた習慣は、元に戻るまでに結構な期間が必要なのである。
 そしてそんな習慣が最初からない人は、そもそも飲みに行かないのである。


・結論

 結局あと半年待って、年末にどうなるかで決まると思う。年末にダメだったら多分本当にダメである。

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