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ドラえもんがらみ

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2024年2月の記事一覧

「いたずらな小人になりたい」という願望

 前に「宇宙小戦争」について、自分の「こじらせ要素」があった話をしたが、その中にある、身体の大きさの違いによるモロモロは、通常のドラえもん短編に関しても色々言えるのではないかと思う。

「いただき小ばん」より。

 しずちゃんのお尻にくっつくのび太。良い所にくっついたなあという感じ。
 この後ドラえもんになで回されるんだが。

「いっすんぼうし」より。
 この話が自分にとっては最初の「小さくなって

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しずちゃん以外も見られてる

「ドラえもん」でスカートの中を見られるのは、しずちゃんだけではないのである。そして見るのものび太だけではないのである。

「ひい木」より。
 アニメ版おなじみのセリフのスネ夫版。
 この子もスカートの中にスリップ着用。ジャイアンはニッコニコの表情で一緒にめくり上げている。
 レース付きショーツあるいはまさかのズロースタイプか?
 スネ夫に対する嫌がらせの巻き添えなので、好奇心によるスカートめくりよ

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芸術はじつにまずい、もっとだせ

「ドラえもん」ののび太のパパは時折説教する。

 で、これがのび太に合ったものであるかはともかく(「くろうみそ」なんか良い例だ)、ちゃんと良いことも言っている。

「あとからアルバム」での話である。

 のび太のパパは若い頃に画家を目指していた設定であり、恐らく藤子F先生自身が投影されているんだろうけど、「宿題で苦手な絵を描かなければならない」立場ののび太を描くと同時に、「真の芸術とは」というテー

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