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採用マンガのコツ大公開!

採用に「マンガ」を使う企業が少しずつ増えてます。
(これを書いている僕もそのお手伝いをしてます)
増えているとはいえ社風や経営陣の好みを考えると「うちが採用したい人材ならマンガで訴求するとよさそうだけど社内合意が難しそう…」と諦めている採用担当の方、多いかもしれません。
ところが大手企業でも「採用にマンガ」の活用事例が増えています。上場企業やBtoBの堅い企業でも、です。ジワジワきてます!
今日はその採用マンガの活用のコツを公開したいと思います。

マンガが効くのはこの2つ

会社の中にいるとすっかり忘れているかもしれませんが、就活者の大半は御社のことを知りません。もしこの記事を読んでいるのがNTTとか超大手の方なら別ですが「日本企業のほとんどすべてが学生にとって無名企業」です。だから・・・
マンガが効く用途① 会社案内
まず会社の中身を知ってもらうのがファーストステップです。採用ページでさえ抽象的であいまいな会社案内だらけです。そんな採用ページを何十社も読まなければいけないんです、学生側は。学生目線でパパッとどんな会社が伝えてくれるのがマンガなら理解がスムーズです。

では、会社に興味をもった学生が「次に知りたい」のは会社の成長性だと思いますか? 売上だと思いますか? いいえ、これなんです!(実際にアンケートをとった統計データもあります)
マンガが効く用途② 自分を成長させてくれる仕組みと社内の雰囲気
です。学生は「会社のことより、自分のことに強い関心」があります。この会社に入ったら「自分がどうなるのか」が知りたいのです。
裏返すと「なんでもマンガ化しても無駄」ということでもあります。

マンガはどれくらいのボリュームが必要?

上に書いた2つの効果的な用途なら各16頁あれば十分です。あまりに長いマンガは飽きられます。読んでいる途中で止めるということは「この会社はもういいや」と思われるということ。離脱されないボリュームが大事なのです。
いまはマンガをデジタルブックにアップしてサイト上に貼ることも簡単です。わざわざ紙に印刷する必要はありません。御社の採用ページにきた学生が「マンガでわかる◯◯株式会社」「◯◯マンを育てる研修と仲間たち」と書かれたサムネイルからマンガを読んでもらうことができます。
もちろん合同説明会で「会社を知ってもらうこと」が目的なら印刷して配布するとものすごい反応が得られます。これは何社でも経験済みのシーン!

マンガ化するコツは?


上の2つの効果的な用途をただ16ページのマンガにすればいい、なんてことはありません。
大前提=「学生は企業のことを信用していない」を意識してください。
疑いの眼差しの学生に対して、「採用担当者が主人公の会社説明マンガ」を読ませても信じてくれませんよね? 前のめりになって読んでもらうコツは登場人物に感情移入させること。これが第1のコツです。そのために「学生(就活生)を主人公にして描く」が王道です。
そして、僕が採用担当の方にお伝えしている第2のコツは意外かもしれませんが「笑えること」です。
人間は笑っていると気持ちが柔らかくなります。笑ってごまかすわけじゃありませんが、信じやすい気分になります。
採用とは法人(会社)と個人(学生)のある意味の対人関係の課題です。ならばいい関係をつくるのに「笑い」や「打ち解け」は必要なことなんです。

おっと、長くなりそうなので今日の記事はこの辺りにします。
詳しい活用事例や他のマンガ活用のコツなど、直接ご質問いただいても結構です♪

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