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救急車に乗って
※この話は、自分自身がくも膜下出血になった時の話です。
救急車に乗ってからの記録となります。
夫にも救急車を呼んだ後に「救急車呼んだから」と電話をした。
救急車の中で病院を探してる間にも病院を探した後救急隊の方が夫に電話を掛けて「○○病院に来てください」と言ってくれた。
救急車が動き始める。
寝そべってるせいか振動が直にくる。
乗り心地すごく悪い。
そしてすごく寒い。
毛布を何枚か掛けてもらって、気持ち悪くもなっていたのでまた何度か吐いてしまった。
病院にやっと着いて立って車椅子に乗って下さいと言われた。病院の中ではベッドに移って移動した。
そこまでで一旦記憶がなくなる。
終わってまた車椅子に移されて、私にはなんの病気か知らされないまま又救急車に。
夫も合流した。
また寒くて寒くて仕方なかった。
「寒い寒い」
-今度は寒い寒いをうわ言の様に呟いていたのを覚えている-
「受け入れてくれる病院が見つかりましたのでそちらに向かいます」
そのあと3-4日程?記憶がない。
日にちはうろ覚えなので記憶が前後してるかもしれない。
ここからは夫から聞いた話。
運ばれた時は金曜日の夜。担当の医師が居ないため、手術はできなかったそうだ。
医師から夫に言われた言葉は
「くも膜下です。金曜日の今夜が一番の峠です」
「手術は月曜日か火曜日の予定です。出血箇所が正確に確認できないためその確認をしてから手術となります」
「一旦お帰り下さい」
深夜一時頃言われたそうで、運良くタクシーを捕まえられた夫は無事に帰れた。
峠を越えてなんとか月曜日に手術となった。
手術は難しいにも関わらず2時間で終えた。
手術方法として頭を開ける手術もしくはコイルを頭の中に入れる手術のどちらかだった。
医師はコイルを選んだ。
コイルで土手を作って出血部分からまた出血しないように押さえてある。
左右に一ヶ所ずつ、二ヵ所もあって難しかったみたいだ。
本当に感謝している。
夫は金曜日から何も食べれなかったみたい。
悪いことをした。
父親もその間何度か来てくれて夫と一緒に話を医師から聞いてくれたことを聞いた。
本当に感謝しかない。
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