わたしvsつめ
ぶっそうなタイトルになってしまいましたが、今日はわたしの爪の格闘記のおはなしです。
しんじられない深爪でした
いま、人生で一番の良コンディションと言ってもいいほどきれいに伸びているわたしの爪ですが、人生の半分以上を深爪で過ごしました。
もともと、爪が伸びている状態が苦手で苦手で。その上、幼少期はずっと噛み癖があって。とてもきれいな爪とはいえない状態でした。
高校あたりから爪が気になるようになって、爪の状態自体はきれいになるように過ごすものの、結局爪の長さを伸ばすことは出来ず。
というのも、バイトの都合上あまり長くできなかったことや、少しでも気になってしまうと切ってしまうというがまんの利かない体質もあいまって、結局長さは伸びないままでした。
就職してしまうと、余計に伸ばせなくなりました。わたしが長く就いた職は医療です。医療の現場で、わたしの理想の長さの爪はとてもＮＧでした。
そんなわけで、なんだかずっと、「ひどい深爪」だったのです。
第一ラウンド：ジェルネイルシール
世の中には、ネイルのお店があるのは知っていました。あこがれはあるけれど、このひどい深爪ではできないのではないか？という気持ちから、訪れたことはありませんでした。
「ジェルネイルシール」の存在は、いろいろ調べてるうちに知り、これだ、と有名なブランドのものを購入、ライトも買っていざチャレンジ。これでおしゃれな爪に…
なんて甘い話はそんなに無い。
ジェルネイルシールは、ある程度爪が長くて、形がかわいい人向けだった。
まず、取れる。ちゃんと硬化しているのに、剥がれる。そして、デザインが切れる。爪が小さすぎるせいで。うまくできた手を見ても、なんだかかわいくない、そう、「小学生のままごと」感がどうしても抜けない……
上手なひとがやれば、ちいさな爪でもかわいくできるのかもしれないのですが、わたしはめっぽう不器用なため、うまく出来ず。
ジェルネイルシールとの対戦は、みごとに敗北しました。
第二ラウンド：ネイルチップ
やはり長さ、長さがないとかわいく見えない。
そこに気づいたわたしが次に手をだしたのは「ネイルチップ」、いわゆるつけ爪です。
とはいえ、つけ爪経験はゼロではないため、つけ爪は「長いと生活しづらい」ことをわたしは知っていました。てこの原理で外れやすくなることも。そして、深爪人生のわたしには、長い爪での生活はぜったいに不便極まりないことも。
そこで、いろいろと調べたところ、「ショートのネイルチップ」なるものの存在を知りました。これなら、と購入、とどいたネイルチップを当ててみると、ショートとうたっているネイルチップよりも自分の爪がひとまわりもふたまわりも短いことにショックを覚えつつも、一緒に購入した「グルー」を片手に、さっそく装着をしました。
爪をかわいくしたいけれど、爪にそこまでお金をかけられる経済状況ではないので、ネイルチップをだめになるまでは使いまわしたいなあと思ったわたしが購入したのは「粘着グミ」でした。これ、とっても良かったです！装着中は外れないし、きちんと外してチップを再利用することも出来る。
ＶＳつめ、ついに終着か…！？と思ったのもつかの間。
ネイルチップって……、めんどくさい……
めんどくさいというと語弊がありますが、たとえばおしゃれしておでかけしたいとき、ネイルチップの装着に３０分くらいかかります。これはわたしが不器用なのが悪いのですが…
そして、帰宅して外すときにも、これまた１５分程…
う～ん…
ネイルチップとの対戦も、みごとに敗北となります。
第三ラウンド：あきらめ
第二ラウンドまで敗北が続くと、あきらめのモードに入りました。
わたしは爪を伸ばせない人生なんだ…もう爪をかわいくするのはあきらめよう…。そんなブルーな気持ちになりました。
というか、ネイルシールもネイルチップもお出かけのときしか主につけられないので、そうじゃない、もっと日常を彩りたい、つめがかわいい毎日を送りたい…
でもそんな日常はわたしには出来ないんだ…
最終ラウンド：育爪
イヤ！！！そんな悲しい気持ちで爪との勝負を終わらせたくない！
何度目かの正直、最後の最後、育爪とやらをやってみて、それでもだめだったらあきらめよう！
そう思ったわたしは、さっそく育爪をはじめました。
わたしが着手した育爪はだいたいこんな感じです。一般的には育爪は素爪を育てることを言うそうですが、わたしのいちばんの目標は「長さを伸ばす」ことなので参考にしないでください。
ネイルハードナーを塗る
日中、ネイルオイルを３時間置きに塗る
日中、ハンドクリームも３時間置きに塗る
なにかしらのカラーポリッシュを常に塗る
全然多分、育爪ではないです。そしておそらくネイルオイルとハンドクリームは塗りすぎ説もあります。ただ、わたしの場合はなんだかんだこれらが活きて、無事長さを得ることができました…！
一番良かったなと思うのはネイルオイルとハンドクリームだと思います。ささくれもひどかったのですが、きれいになって爪周りが見違えるようになりました。
育爪により、わたしの爪は過去類を見ない長さまで育つことができました。
一定の長さを超えてくると、不思議なもので、「このくらいの長さないと落ち着かない」のラインが上がってきました。
今では、手のひら側から見たときに爪が一切見えなかった状態の時代が信じられない気持ちです。それはもう爪無いじゃんと。
爪が長いとかわいいし、爪がかわいいと幸せ
紆余曲折あって、現在のわたしの爪です。
「思ってたより短いな」と思う人もいるかもしれません。
それでも、私の今までの爪歴からすると、ありえないくらい長く、かわいい状態だなと思っています。ふとした時に爪を見るとかわいくてうれしくなる。
ポリッシュの腕前が小学生どまりなので、今後はセルフネイルのいろんな技法を学んでいきたいなと思っています。
いまはチークネイルが気になっています。
先日、見よう見まねでやってみたところ、内出血の爪のような出来になってしまったので、もうちょっと簡単なデザインから経験を積んで行こうと思います。
🌷 written by こぴ （ SNS ）
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