BRIGADOON まりんとメランを見終わって振り返る話。

もはや一日の中でまりんちゃんとメランについて考えない時間がないのではないかと思うぐらい毎日毎日飽きることなく考えてます。

一応当初の目的としてはまりんとメランの何がどうして好きなのか、どこに興奮したり共感したりして泣いたのかを書いてきたんですが、なんだか意味を求めすぎて迷走しそうになってきたのでもう、ばーっと、どどどーっと、とにかくこれが好き!無理!尊い!死ぬ!!!!ってのを書いていこうと思います。鉄は熱いうちに打て、フレッシュなまりメラ、初めて見たまりメラを忘れないうちに打ち続けます。

というわけで、考えるよりも感じろ。なノートになると思いますのでクソオタク思考とワード全開にご理解が無い方はどうぞこのままお流しください。

本当にありがたいことにこのノートも色々な方の目に止めていただけたようで嬉しさよりも恥ずかしさのほうが正直勝っているのですが、ここまで来たらいっそ最後まで駆け抜けてみようと思います。

今回は既視聴者であることを前提に書き始めていますので、まだ「BRIGADOON まりんとメラン」を見ていない方はどうかこのままブラウザバックをお願いいたします。

※※※完全なるネタバレです。※※※

(あと、本当に申し訳無いんですけど、めちゃくちゃ長いのでスクロールバーから察してください。)



1~完走をし終えて。

いや本当に良かったです、完全に性癖ドストレートな作品過ぎてみる前からこの作品は私の親になる作品だって感じ取っていたのが大正解過ぎて。今まで一切してこなかった作品を文字で振り返ることをしてるぐらい相当に好きです。前世の親。私の原初のスープ。もう戻れない。

いやでもまさか、こんな生き地獄を味わうとは本当に想定もしてなかった。生きているからこそ辛いとか夢にも思わなかったよ……。この絵好きだな~って思ってたのが最終回だと気づいた時のあの衝撃と言ったら。

これ絶対ハッピーエンドだって思ったんだよ。本当に本当にそう思ったんだ。いやだってこんなの明らかに幸せに暮らしました、めでたしめでたしぐらいの雰囲気なのに、あれだよ、あれだよ!???好きだけど、好きだけどさあ!!!!!!!

(本当にこの一枚絵素敵だな~~!!!!!!!!!って思ってたらあのあれですよ!!!!!!………思えばあんなOPを作る連中を信じてはいけなかったんです、ええ。)



「出逢いをア・リ・ガ・ト・ウ」がね、明確な好意や答えは出さない世紀の大告白して、ちゅーして、後ろで流れ始めて、メランの腕にリボンがあって一緒に空を飛んでるとかもうだって、それ初見だけで言うなら絶対別れて生活してるって思っちゃうじゃん!!!もうなんで、なんであんなに、死にそう(いや死んでたのかもしれない)な経験して、もう離れないとかずっと一緒とか、約束したのにどうして…、どうして…。綺麗だけど切なすぎて、最後の一撃は切な……。

おかげで私の情緒は完全に破壊されましたよ、メを発音するだけで涙が出るくらいに、もう病気レベルで世界観に浸りすぎて、毎日泣いてノート書いて感情を現実でもネットでも吐き出し続けてようやく立ち直ってきました。

今いっそこれこそが幸せなのでは?と一周まわってハイになってます。此処に来るまで本当につらかった…。今後はめちゃくちゃ考えて私なりの解釈見つけて、この辛いまりメラ生活に終止符を打つって決めたところです。

だいたいあのまりんちゃんがメランを置いてどこかに行けるわけがないし(年齢を重ねればもしかしたら淡い初恋の思い出に昇華出来るかもしれないけど)、メランはずっと心ここにあらずで生きるしかなくなりそうだし、半身を失ってしまった悲しみを過ごすなんて寂しいを理解してしまった君には絶対に無理だから早くお家へお帰り。ステイ、メラン。ステイ。

(いやあの明示しない展開だからこそ名作だとは思ってはいるんですよ、だからこんなにも胸がかきむしりたくなるというか、本当に監督は人の心を理解し過ぎて人の心がない、ありがとう大好きです。つらい。)

総評:100点飛んで20点の120満点です。

最終回はもはや点数とかではない別次元のなにか。


2~キャラクターの印象とかナントか

わりと失礼なこと考えてたりもしたので、それも忘れないうちにおまとめ。初回の印象って…一回しか味わえないので、はい。

浅葱まりん(13)

NHKにいそうな女の子、というか居たと思う。アリス探偵局とか出てそう。おバカキャラなのかと思いきや機転は効くし、意思表示はしっかりできるし、お金のことも実はちゃんと考えてたりする本当にいい子。でもさすがに初っ端のおちち発言にこのアニメ大丈夫なのかと心配した。

作中屈指の不幸キャラ。


早々に虐められるし、よくわかんない存在に付きまとわれるし(失礼)、仲良しの友達のお母さんからなぜかアタリが強いし、唐突におばあちゃんは死んじゃうし、自分の覚悟を決めて乗り込んだら「似ているけど別物」扱いされて味方皆無状態に追い込まれて、実家を失って、目も見えなくなって、何度も殺されそうになって、ようやく見つけた大好きな存在に殺されそうになって、希望が瞬く間に絶望に変わって、ようやく大好きな存在から欲しかった言葉をもらえた時には応える力さえなくて、さあようやく幸せになれるぞって時には完全には否定しないけど暗に一緒には居れない的な発言されて。

・・・・・、あの監督、人の心、あります?

明らかに2クール目OPでさせて良いヒロインの表情じゃないと、ぼかあ思いましたよ。

ハイライトないんだもん。しかもちょっと微笑んでるし、メラン傷だらけだし、傷だらけを更に重ねてくるし、幸せとは???

めら、え?え?は?OP?情報量、は??

※(10.17) Twitterより。どちゃくそ死にそうになってた。まりメラすぐそういうことするの君の悪い癖…。


なんだかんだ想像力がありすぎて見ていてちょっとウッてなったときもあるけど、やっぱりまりんちゃんが大好き。世界で一番幸せになってほしい。

でも既成事実が何にもないのに「恋人」って教えちゃうのはどうかなあってやっぱり思うよ!ガンダムOOを履修していたおかげで、この気持ちはまさしく愛だって言われた刹那・F・セイエイが戦闘中「愛!?」っていう素っ頓狂な声を出したことを思い出したよ!あのおかげですべてが許せるから00ってホントすごい作品だな…。

でも、まりんのちゅーはすごいから最終的に全部おっけ~。

中和よ!ちゅーわ!

まりんのちゅーはすごいんだ!!!



メラン・ブルー(精神年齢17)

諸悪の根源。お前は一生許さない、幸せにしかならない呪いをかけた。最初見たとき遊戯王のブラックマジシャンとかデビルマンに似てるなって思ったことはずっと一週間たっても忘れてない。

事案。

「まさか最後には強化したりするわけないよね」          

「まさかロボットアニメじゃあるまいし~」

(※強化した)

ってのも正直覚えてる、いやあほんと、なんなのこのカンガルー。

めちゃくちゃ真面目でストイックなのはわかる、任務に忠実なのもわかる、裏切り者と呼ばれて、血よりも濃い兄弟から疑われて言っても信じてもらえなくて、ただ一人を守るためにすべてを犠牲にして、多勢に無勢で相手をして、万全の状態で戦えなくて、何度も何度も傷つけて死にそうになって、OPでも次回予告でも容赦なく生き恥をさらして…、いや本当にお疲れさまでした。本当にまりんちゃんに負けず劣らずの不幸キャラです。

・・・・、あの監督、人の心、あります?(二回目)

いやでも本当に本当にかっこいいんですよ、メラン・ブルー。もうなにがかっこいいって戦闘シーンがもうどうしようもなくかっこいいんですね。戦闘時のあのフェイスマスク変化、銃撃戦はSEが正しくサンライズ。ラッララッラー(マリンバ音)BGMからしてSEと合わさると最高だしもうメラン・ブルーの戦闘シーンだけまとめた動画があったら一日ずっと見ていられるくらい好きです。作画えぐい。傷だらけ。好き。全人類見て。

それだけじゃなくてアイスは二つにきれいに割れないし笛ラムネは上手く吹けないし、ごはんを食べたら美味いという文化を学習したのかもしれないけど、律義に毎回「ぱく美味いぱく美味いぱく美味い」されたらもうダメ。そういうのに弱いんですよ、最初はまりんちゃんのお父さん(モンペ)みたいだな~って思ってたはずなのに徐々に芽生えた感情のなんと初々しく可愛いのか。それでいてなんて不器用で気高いのか。

はあ、好きです。本当に好きです。まりんちゃんがいないとだめなの自覚して認めてるのも可愛い、いい加減にしてくれ、この心が軋んで痛むのはすべてお前が原因です。ちなみに任務を終えたと感じた際に満身創痍の中で呟いたあのワンシーン、私が一番幸せを感じたのはあのシーンです。

たぶんメラン・ブルーによって開けちゃいけない扉を開いた人いっぱいいると思う。正直傷だらけのメラン・ブルー凄く好きです。幸せになって。

というか今更だけど、精神年齢17歳ってどういうこと!?!????????


如月萌

貧乏神ちゃん!かわいい!絶対スタッフ、萌ちゃん好きでしょ。

この作品最大級の事案案件。

でもね、本当にかわいくていい子なんだよ。萌ちゃんは萌ちゃんなりに本当に頑張ってた。でも生きてきた世界があまりにも違いすぎるからお母さんは悪い人なんかじゃなくて、ただ少し言葉が足りなかっただけなんだな~って。でも、まりんちゃんとメランと三人だけの臨海学校、銭湯、なによりまりんちゃんが屋上で虐められていた時、それでも一人で立ち向かっていっていった萌ちゃんの勇気。本当にかっこよかった。だからこそまりんちゃんと一緒にED歌ってるとき、本当に良かったって思った。

天使は自分が幸せになる魔法をかけることが出来ないから、じゃあ、私とあなたで魔法をかけましょう。…本当にお互いがそんな幸せになる魔法をかけあっていたんだねって。天使はそういう意味だったんだね、よかった。

人の心を理解しすぎている監督によって本当に萌ちゃんガチ天使になるかと本気で思ったので。(あの監督ならばやりかねない。)

良かった、監督には人の心があった。本当に安心した。まさかそこまでまりんちゃんに残酷なことさせるなんて…ねえ…?っていや視聴者絶対思ったでしょ……。監督を信じられない病気が発症してた。

あと、あろま君との下り、本当にありがとうございました。先生のおかげで病気が少し軽くなったんですよ。ホントありがとう。


真乃みどり

良心。まりんちゃんの成長において、本当に必要だった人。

先輩の存在は本当にこの作品においてとんでもないぐらい重要なんですよ。まりんちゃんに対して友達のお話を諭してくれたり、まりんちゃんが殺されそうになった時に助けてくれたり、本当に堕ちかけてしまった時に叱咤してそれでも見放すことなく助けた、この作品のキーパーソンだと思う。

一歩引いてるけど、まりんちゃんを自分に似ているからこそ特別視することなく自分の後輩「浅葱まりん」として接してくれたの、本当に見ていてうれしかったなあ。先輩もきっといろいろあったんだろうなって思うけど、本当に先輩がいてくれて本当に良かった。もうなんか、それしかない。


長屋の人々

浅葱モト

モトばあちゃんはね、マジで死ぬと思ってなかった。いやなんか演出怪しいなあって思ってたけど、まさか本当に死ぬなんて思ってなかった。ずっととは言わないけど、せめて入院が決まって…ぐらいかと思ってた。でも、本当によくできた人だった。だけど、高齢者の広い心は逆に頼りにくいだなって思うことも多かった。

藍庵秀太、マイク・ホワイト 

この作品がどうして、あの年代だったのかを理解する瞬間が本当に大きかった。この作品は明るいのに戦争の話が根底にあるよね。でも、それの隠し方がまりメラは本当に上手。

…だからあの二人は波長があったんだろうなあ。


桃井三姉妹 

そ の 米 は 一 体 ど こ か ら 持 っ て き た ん だ。


鴇田純、鴇田正             

純ちゃん~~~!!!!この家族本当に好き。純ちゃんが駆け落ちするお風呂の回と、その純ちゃんの選択を待ち望んでいたお父さんが本当に好き。もちろん世間一般的にはもうだめ親父なんだけど、腐っているわけじゃなくて娘思いには変わりなかっただなって。でも娘が変わるよりも先に父が変わるべきでしょ(正論)

純ちゃんの駆け落ちから等価崩壊によって崩れていく世界の中で看護士として助けていく姿と恋人と別れても逆にふっきれたようになったの本当に良かったよね。それ以外にも純ちゃんがいたからこそ、まりんちゃんはメランに対しての感情が何なのかを理解できて、メランがまりんちゃんに対する思いを堪えているのを理解できるぐらい大人で、この二人の架け橋になった存在だと思う。みどり先輩とはまた違った意味で必要な人だなあ。

マイクと末永くお幸せにね。この作品のヒロインの立役者、純ちゃんに幸せあれ。

御納戸志朗

Vサイン(ビシッ) 好き。


パイオン・シルヴァー

いや待って待って待って、展開早くない?それ15話ぐらいでやる話だよね?!って思った最初の存在。エクスカリバーは予想してなかった。なんなら電光掲示板投げつけてくるとも思わなかったし、メランをあんなにもぶちのめすと思ってなかった。城之内死す。並みに次回予告で暴れるんじゃない、情緒が死ぬでしょ、情緒が。めちゃくちゃ強くて強かったのに仲間になってからは活躍しなくて残念だったなあ。

でも、公式が病気の時はもう何も言えなかった。

多分二回目のまりメラを見るときもお口をあんぐり開けちゃうと思う。この作品、銃剣士を酷い目に合わせるのホント好きだよね。豚にもさせるし、銃剣士の誓いで熱い展開が始まると思ったら始まる間もなく終わっちゃうぐらいあっけなくて。もっと三人で戦ってる姿が見たかったよな~~~!!スパロボに参戦してくれ。頼む。(サンライズだし、クロスオーバーだし、ロボットではないんだけどここ最近の参戦作品見る感じ案外いけたりしない?とくにX-Ωとか、少しでの日の当たる元へ送り出したいというこの心。)

エリュン・ガーネット

好き、本当に良デザイン。レーザー銃と反射板っていう戦い方本当に好き。あのお耳みたいなデザインほんと可愛いよね、あのスマートそうな立ち振る舞いに反して感情的なところすごくいい。「割礼よ!」っていうレイピア構え、いやホント好きです。後半はパイオンじゃなくてエリュン出番が多かったからどうしてもエリュン贔屓になってしまう。メランに恋してるパターンかと思って警戒してたけど家族愛でほっとした。アンプルから出したあとのまりんちゃんの台詞に心動かされるのも素敵だし、借りを返しに行くところを見てもパイオンと同じくか、それ以上に義に厚い生命体なんだろうね。そりゃ使命を忘れて見ず知らずの年端もいかない女の子を守ってたらおこになるのも当然だよ、うん。

私思ったけど、この作品に出てくる女性キャラクターが好きなんだな…。

結構後半はまりんちゃんとメランにばっかり目が向いてしまっていたから二回目見るときはパイオンとかエリュンのことを考えながら見たい。すべてが分かった(分かってないけど)上で二度目を見る喜び、プライスレス。


ロロ

 (貴方の新谷さんはどこから?私はキルラキルの蛇崩ののんちゃん!!!)

らんらら~ん、トンデモ次回予告のねこ。たまに次回予告というかスタッフというかただの新谷さんの台詞というか、完全に第三者視点だったりして、どんなにメランが血塗れになって目から光も失って、なんなら子供向けの皮を被った鬱アニメレベルに描写しててもシリアスブレイクしてくれるすごいねこ。~~~~ェエエエエ、デンッ。

正直最初味方とは思えなかったです、チェシャ猫みたいなやつかと思ってたらがっつりメランの仲間でしたね。その節はどうもです。

ロロはメランのように「まりんを守る」みたいな発言が無くて、ひたすらにマリーンとクレイスの話をしていたような印象があるけど、まさか瓜二つの生命体とは思わなかったんだろうな…、というかクレイスが入るデザインもう少し何とかならんかったのか…ブリガドーン人…。

あのマリーンが偽物ってわかった時のぎくってしたときのロロすごく好きなんだけど、その後半になってからの不穏感すごくて適度挟まれるブリガドーン世界の話本当面白かったな。次々に明らかになる事実を明かす役回りはロロにしかできなかったと思う。だからこそ「マリーンを殺せ」っていった時のロロはまさかそんなことを言うとは微塵たりとも思ってなくて唖然とした。特にその前が、決死の逃避行シーンだったような気がするから頭の中で一致しなくて。

まりんを巻き込みたくないメランの意思を尊重できるし、いくら託されたからと言って一人で本来絶対に動かすべきときでは無い時にマリーンのアンプルを回収するのって本当にすごいことだと思う。しかも友達にも頼れるはずの議会長にも打ち明けることなく。共犯者のメランがは居たけどあのブリガドーン世界では事実を知ってるのは一人だけの環境で本当にやり切ることが出来たのって精神力が無かったら出来ないし、あの日からずっと誰かが「変数値」であるって疑いを持って生きてたんだろうって思うとロロにもいっぱい幸せになってほしい。

ところで生活向上委員長って何?(律儀にメランがそう呼ぶからずっと気になってるけど明かされないのが悔しい。)


ポイクン

最初、ポイが名前だと思っててポイ君だとずっと思ってた。

メランがポイ君っていうの顔に似合わず可愛いな~って思ってたら、まさかのポイクンで私は心底驚いたよ。この可愛い生命体の声は誰がやってるのかって気になっても中々EDのスタッフロールにも出てこないし。ハンドルだと思ってたの尻尾だって気づいた時もびっくりした。

ブリガドーン人のデザイナー、マジでどんな仕事してるんだ??

でも不思議と納得しちゃうデザインなんだよね。そりゃ確かに尻尾握ればスピードは出るし(?)取り外しもできるし(?)後ろに射出できるなら前にも射出できるのは当然(?)だよね。でもポイクンが居て本当に良かったシーンいっぱいあるし、コメディリリーフというか、マスコットとしてはロロよりもすごくすきなキャラクター。きゅううん、かわいい。カバみたい。好き。何も考えてなさそうに見えて考えてる君は最高の仲間のひとりです。

クシャトーン

ブリガドーンのデザインは動物っぽさがあって好きなんだけど、この子は声が完全に女の人って感じがして好きだったなあ。でも、その声がどことなく悲痛に感じられてなんでこの子こんな辛そうなの?って思ってたけど、最終回で太鼓の達人やってたから多分悲痛じゃないね、これ。多分素ですわ。

関係ないけど、キルラキルで皐月様の声なんだね…、ひょええ…。

メランがあんなにお米食べてるから長屋の食糧事情死ぬかと思ってたけど、お水が主成分で本当に良かったと思ってます。ちょっとデザイン的に作品違うところから出身じゃないかなって思ってたりもした。でも青いクシャトーンとの闘いとかすごいよかったよね。

関係ないけどモノマキアの中ではお酒に溶けちゃう小さいベロリンガみたいなあれが一番好きです。めっちゃかわいい。


ルル / 亜呂真

みんな大好きグリリバ。最初見たときもしかしてメランよりもアロマ君になびいちゃったりするのかもしれないってED見ながら思いましたね。

このグリリバは信じてもいいグリリバ。

そう思っていた時期が私にもありました。

まさかお前が変数値だったのか~~~!!!!!!!!!!完全に議会長が変数値でしょって番組終わってからドヤ顔で語ってたのに、まさかのお前~!!!!!!!!!!!!!!!!!!

この作品における最重要機密事項だと思うんだけど、いまだに彼の言ってること自体はよく理解してなくて結局ブリガドーンが何なのか、まりんちゃんがご先祖様発言を成立させるにはつまり一体全体どういうことなんだってばよ???ってなってる。地球=過去のブリガドーンはわかるんだけど、なんとうか突き詰めていくと???ってなる。このあたりは考察しないと。でも変数値のとしての意見は十分に理解できるものだし(進化が行き詰ってしまったからこそリセットしなくてはならない)結局、彼は悪ではないんだよ。スクラップ&ビルドなんだけど、ただ彼の場合はそこに友達というものが出来てしまったからもう彼もまた悩ましい存在なんだ…。

ロロも一人だったかもしれないけど、逆にルルはもっと一人で孤高な存在だったんだろうなって。なぜ変数が生まれたかはわからないけど、ある意味それも正常なシステムから生まれたように思えるし、ルルが地球に来て、それでもまだ「ともだち」にこだわるところが本当に心にぐっとくる。

どんな生命体だって愛も友情も恋人も友達もできたっていいじゃないか。

例え同じ形じゃなくたっていいじゃないか。

こういう話本当に弱いから助けてほしい。

極端な話、まりメラに悪は存在しないんだよ、誰もがちょっとしたきっかけや信念、使命でボタンが掛け違っただけで、作中のまりんちゃんと同じで悪いことなんかしてないんだ。(まあA子ちゃんとかはどうかと思うけどね。)

このまりメラの話を理解するためにはルルの発言が本当に重要になるんだけど、さすがに一回視聴しただけじゃ理解が追い付かない。今でもまりメラ結局よくわかってないところが大半なわけで、今はただ単純にまりんちゃんとメランの結末を追いかけて受け止めたって状況が一番近いなあ。

でも、また私も君に会えるのを楽しみにしているよ、ルル。


3.印象深い話について

全26話の中で印象深いというか特に印象に残ってる話。

ここまで書くのに一週間近くかかってるわけですけども、いまだに覚えているのをちょっとだけ書いておく。

6話「 銀灰の訪人」7話「赫赫たる決戦」のVSパイオン回

このあたりが一番最初に辛かったシーン。いやだって、まりんちゃんの虐めとかそれ以外に殺してはいけないことをメランに言うと同時にまりんちゃんがすごく堪えてたからもうほんと辛かった。しかも中学生に対して行う取り調べってレベルじゃないんだもの、血も涙もない話でそのあとはメランがパイオンと戦うわけだけど、次回予告でメランが傷だらけってレベルじゃねーぞ!!って表情をしてたから、もうあの、とんでもね~世界にきちまったって感想しかなかったよね。本当は一日一話にしようと思ってたけど止まらなかったのもこの辺り。パイオン△

9話「ピンク・フライト」

有料放送だからできること。つまりはそういうこと。

第12話「 漆黒からの巣立ち」

これ、本当に口がふさがらなかった。だってよもやよもやですよ、この絵柄であんな鬼気迫る殺人衝動を描くとは本当に思ってもいなかった。この話を見てまりんちゃんが行かなければ確かに死ななかったかもしれないって思ったりもしたけど、中学一年生が自分を絶対に守る存在がいる中でわざわざ閉じこもろうとは考えられないだろうなって。まあ命を狙われていると理解したうえで人が集まる場所に行くのは浅慮だけど、酷な話でしかない。メランもこの時にはまりんちゃんに関係する人間以外の人間なんて特に何も考えてないような気がするし。でも、そうじゃないんだ、そうじゃないんだ…。

第16話「金ぴかの約束」

まりんちゃんがメランに一緒にサヴマトン・カラーで暮らそうって持ち掛ける話、ここでメランの意思表示がしっかりと提示されて、それでいてメランとまりんちゃんの関係がぐっと深まった場面ですごく納得したし、まりメラが凄い面白い作品なんだなって改めて思った回。特に前の話がまあ公式が病気回だったからなおさら。

この作品本当にジェットコースターすぎるんだよ…、シリアスだと思いきや普通にこういうのつっこんでくるからさあ…普通にWOWOWで見てたらワンちゃんここで視聴切ってたかもしれないぐらいなんかもう、あれだったよ。好き嫌いがめちゃくちゃ別れる感じ。今は笑い飛ばせるけどね!

17話「 未来色をさがせ!」

つらい。もうそれしかない。先輩しか救いがない。どうしてこんなことになったの…。一体まりんちゃんが何をしたっていうの…。18話も本当辛い話でしかなかったから、もうこの作品をどうやって導いていくのかわからな過ぎてもうずっと辛いしか言ってなかった。このあたりからはノンストップで見てる意識は無くてひたすら動画に張り付いてた。私はまりんちゃんとメランがこんなになるなんて思ってなかったんだ………。なんでこの二人がこんなに傷だらけにならないといけないのか、本当に苦しかった。やけに声の良いモノマキアが出てくるのもこのあたり、もうモノマキアにも人間にも憎しみを抱かないまりんちゃんがあまりにも聖人すぎた。つらい。

25話「白きパスカの刻」

あああああああどうしてそういうことするんだよおおおおおおおおお!!

ひたすら苦しみ、苦しみ続け、そしてようやく光明を迎えたときが、この25話です。もうね、何回でもこの25話と26話は見てられる。もうあらゆるすべてが詰まっている。すでにもう一回見直したくなってきた。

メラまりはもはや語ることもなく、マリーンとまりんちゃんとの会話も入れ替わりも好きだったなあ。ここだけはマリーンの茶化し方がすごく救いだった。ああ、まりメラだなって。ようやく帰ってきたんだなって。

……まあ、脆くも儚く崩れ去るんですけどね。


26話「サヨナラは海の碧(まりん・ブルー)」

この話一時間枠にしてほしい、いやほんとうにお願いします。足りないんだ、というより終わりにしたくないというか、もうあの感情がね…。

ひたすらに辛い話であり幸福な話であり切ない話であり、もうだめ。

この話で私は心の底から「まりメラ」を見てよかったと思えた半面、見なければよかったと思った。見なければこんなに苦しむことはなかったからね。泣いて泣いて、さらに泣いて、こんなにアニメで泣いたことなんてないんじゃないかってぐらい泣いた。どうして幸せになれないんだろう、たった少し本の少しの幸せなのに、誰の迷惑にもならない二人だけの小さな幸せなのにどうしてだろうってずっと考えた。

メランの台詞が、声が、ずっと頭から離れなかった。

「たった100年、おばあちゃんになるまででいいから。」

「ブリガドーンへ連れてって。」

なのにタイトルはサヨナラってもうほんとやだ、つらい。くるしい。切ない。むり。

以下Twitterでの死に様。

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これがガチで1週間近く続いてました。もう本当に息するだけで涙が出てくるんじゃないかってぐらい、まりメラショックで現実世界に多大なる健康被害がありまして、…察してください。でも、なんとか生きてます。

しかも気がつけばこのノートも一万字をオーバー…。

流石に書きすぎたのでこの辺りで締めます、本当に申し訳ない…。

4.総論

まりメラはいいぞ。

(二週目も見たいけど、さすがにさらに一週間苦しむのは心身ともに死にそうなので落ち着いてから見る予定です。死んじゃうからね。)

本当にいい作品でした。ありがとう、監督。

ありがとう、スタッフの皆さん。

Blu-rayの再販、待ってます。

(でもバンダイチャンネルのカテゴリ、ほのぼのでは無いと思います。

この作品って思えばどこに属すべきなのか、めちゃ難しいな…。)


この読書感想文ノートも長らくお付き合いいただき、本当にありがとうございました。

本当は「荒野のヒース」を最後に動画を載せようと思っていたんですけども、ふと流れてきた曲が二人をどうしようもなく連想させましたので、今回はこちらを。

劇場版trick霊能力者バトルロワイヤルより「月恋歌」。

まりんちゃんとメランが幸せになるのをずっと願ってます。


(いつか別々の夜空の夜空に還ることを知っているから)

(愛しさ増すのでしょう)






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