小杉を歩いた。①【小杉と街路樹】

小杉は普段から比較的使うまちだが、改めてしらみ潰しに歩いてみた。
(一般的には武蔵小杉だが、ここでは本来の小杉とする)


駅と駅を結ぶ緑のトンネル

スタートは横須賀線武蔵小杉駅。最短ルートで東急武蔵小杉駅へ向かう。
綱島街道との交差点から東急線方面を見ると、街路樹が大きく成長し、さながら緑のトンネルのよう。その奥には東急ロゴと武蔵小杉駅の文字。緑のトンネルで東急と横須賀線を結ぶ形になっているようだ。

街路樹は小杉のメインストリート…?

あまりこの角度で通りを見た事がなかったので、正直気づかなかった。駅から真っ直ぐに伸びる街路樹のある通り。

街の空間構成的に、東急にしても横須賀線にしても、この通りを通って武蔵小杉のまちに「お出かけをする」ことは恐らくあまりないだろうというのと、このルートで乗り換えをする人も一定程度しかいない(南武線ルートで乗り換える)と思うので、「小杉の駅前通り」以上の意味付けは難しいなと思ったり。通勤・帰宅ラッシュはまた違うのかな…。

小杉の面的広がり

小杉に人流的な意味でのメインストリートはないと思っていて、小杉駅を中心に各方面に伸びる道路(特に人の往来が多いと通り)にもう少し街路樹があると、点と点の移動をする街から滞在型の街になるのでは…(「緑のあるまち」を歩いている)
今の『緑のトンネル』は駅と小杉の滞在空間、滞在空間と滞在空間を結ぶものではなさそうなので…

と、なんの根拠もない妄想をしてみる。妄想は自由。

また今度取り上げる予定の小杉サードアヴェニューとコアプレイスの開業は、人の滞留が目に見え、賑わいが他者に伝染するようになった非常に良い開発だと思っている。今後、小杉がより面的に賑わってゆくことを楽しみにしたいなと考えながら、街路樹のある通りを歩き、そこで遊ぶ子どもたちを横目に次の場所へ向かいます。

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