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行ってきました文学フリマ東京38

まずは関係者の皆様、ご来場の皆様、おつかれさまです。ありがとうございました。

2024年5月19日(日)「文学フリマ東京38」で、東京流通センターでの開催が最後となるらしい(次回は東京ビッグサイト↓)。
そして今回、初めて入場料が発生することになったが1,000円のハードル(?)は、はたして蓋を開けてみればナンのことはない大盛況っぽさ。

生暖かい曇天で梅雨の走りのような陽気の中、来場数は無料のときと比べ、さほど変わらないんじゃないかと思われる混雑ぶりだ。
……などと、えらそーに書いてはいるが、文フリへ足を運んだのは実は2回目なのである。

前回は会場の広さ感覚がよくわからなかったため、歩き回るのに適さない厚底のトラックブーツで臨んでしまった。気になる作品のリストアップもてきとう。やみくもに会場をうろついて体力を消耗したことが反省点。
そんな反省点を活かして今回の足元はクロックスのリカバリーサンダル「メロウ クロッグ」 https://www.crocs.co.jp/p/crocs-mellow-recovery-clog/208493.html 。気になる作品リストアップも完璧である。

ハコに入ってみると、やっぱり出入り口周辺とメインストリートは人が詰まっていて流れが悪いが、がんばって我らが(?)サークル「アジフライ帝国」へ向かう。
椅子で休ませてもらいながら歓談と店番の手伝いなど。落ち着いてきたので会場巡りへ出発。前回まわれなかった第二展示場のほうへ行ってみた。

おお、こっちはメゾネットタイプなのか。そして2階の階段横にある踊り場的スペースに「見本コーナー」が設けられ、手にとって自由に閲覧できるシステムも。
そこでKISSA BOOKSさんの絵本に出会って一目ぼれしたので一目散にブースへ。
購入時におまけでいただいた「ねこヨガ」ポストカードも印刷加工が凝っていてステキだった。

▲上製本の「ウラオモテヤマネコ」絵と文 井上奈奈。表1抜き穴の装丁デザインに惹かれる
▲ブースにて一目ぼれした「ねこヨガ」。さく・え  もとざわひろみ

2フロアに分かれているためか混雑は第一展示場ほどではなさそうだが、それでも各通路で人の団子ができ、すれ違うことが厳しい箇所もちらほら。
めげずにひと通りぶらぶらして、勝手にすっかり愛着を感じているホーム的な「アジフライ帝国」へ戻る。
スタババさんや旦那さんと歓談しつつ店番の手伝いをしていると見覚えのある人影が通過。二度見で確認してから声を掛けた。私が出版社勤務(書籍編集者)時代、別部署にいらした先輩である。当時、書店回りに同行させてもらったり編集会議では援護射撃(?)していただくなど、たいへんお世話になった方なのだ。
わざわざご来場くださってお買い上げいただいて本当にありがたく、懐かしすぎた。

女帝・スターオブババアが鎮座する、アジフライ帝国のブース

その後もスタババさんと共通の知り合いや一見さんがちらほら立ち寄り、ほどよく賑やかな様子が続く。

お手伝い中はお声がけの難しさを痛感したり、お釣りの小銭をぶちまけたり(スミマセン!)したが新しい経験で楽しかった。
なにより自分の携わった本を目の前でお買い上げいただけること、その場で「ありがとう」を伝えられることに、この上ない幸せを感じた数時間だった。

本当にありがとうございます!

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