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Maison book girl「孤独な箱で」のメモ
テーマは「境界の消失」だったように思う。前回のSBOも言わばそうだった(ブクガ側の世界とこちら側の世界の間にある境界の消失だった)。しかし、今回は時間や存在の境界の消失を含む点においてさらに美しさとグロテスクさを増したと言える。
森の奥底にある部屋で、いつも通り閉じこもり、考えている。空想と現実が混じりあい、あり得た未来を映し出す。明るく、楽しく、爽やかな、あり得た未来。あるいは、そのような願望
Maison book girl「yume」に寄せて
fMRI《functional magnetic resonance imaging》MRIの原理を応用して、脳が機能しているときの活動部位の血流の変化などを画像化する方法。また、その装置。機能的核磁気共鳴断層画像。―コトバンクより引用
Maison book girlの新たなアルバム「yume」は文字通り「夢」をテーマにした作品だ。正直このアルバムをまだ咀嚼しきれていない。むしろ、音楽的知識や
Maison book girlへのいざない
1.はじめに
ここ数ヶ月、SNSで「Maison book girlのライブへ行ってみたい」というつぶやきをよく見る一方、「アイドルの現場ってどんな感じなのかわからない、少しこわくて行けない」といったつぶやきも目にする。
確かに、Maison book girl(以下、ブクガ)の世界観についての解説やライブの客観的レポートはナ◯リー等色々なサイトに記載されているが、ファン側の視点からブクガ現場に