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#027. [2000年~2020年]の 30曲.

TV番組 関ジャム完全燃SHOWにて
「2000年~2020年の30曲」の企画がありました。

私が30曲選んだらどうなるだろう……と
思いましたゆえ noteさせていただきます。

―― 自分なりの基準 ――

・シンプルに自分が好きな曲.
・後続アーティストや後世への影響の大きさ.
・インパクト.
・個人的な想い入れ.
・1アーティスト 1曲まで.

になります。(数値的な根拠は、ないです……。)
それでは、参ります。


[ 曲名 / Artist / Year ]

(30) 相模原のうた Ver.4 / インビジブル・ファミリー / 2004年

神奈川 TV saku-saku から生まれた地域密着型のキラーチューン。
Rage Against The Machine へのオマージュを
ふんだんに織り込んだと思わしき遊び心と リスペクトの結晶です。


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(29) Hymn of Lambarene / UA × 菊地 成孔 / 2006年

ジャンルを超えたコラボレーションが産み出した美世界!


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(28) カメレオン / 赤い公園 / 2017年

赤い公園は、Now On Air, Highway Cabriolet も
悩みましたものの、歌詞が大好きなのでカメレオンを選出させて
頂きました。津野さんの訃報は、本当に 驚きと悲しさでした。

あんたの何気ないモーメント
それだけでセンセーション
愛などいくらでもくれてやる


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(27) コバルトブルー / The Back Horn / 2005年

水戸LIGHT HOUSEの魂を燈し続けるThe Back Horn,
疾走するダークナンバー。

超かっこいいベースラインを コピーしようとして
そして挫折したPlayerが 世の中に 沢山いらすとか、いないとか…。


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(26) Blueberry Motel / THE HATE HONEY / 2004年

商業的な数値には、大きく恵まれなかったかもしれない
HATE HONEYですけれども、後続アーティストへの影響は、
かなりのモノがあると感じています。(数値化できない。)
狂騒のダークナンバー。


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(25) KICK IT OUT / BOOM BOOM SATELLITES / 2006年

音楽が、国籍やバックグラウンドを超えていけることを
証明してくださったアーティストと感じています。
フェスなどの時、普段 BOOM BOOM SATELLITESを
聴かない人の耳も、ガシっと掴むライブが圧巻でした。


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(24) DESIGNER FETUS / OBLIVION DUST / 2000年

OBLIVION DUSTは、時代に対して、
やってることが早すぎたっ! と 思っておりましす。
沢山の人に タイムリーに聴いて頂きたかった!と
感じているアーティストです。


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(23) アルクアラウンド / サカナクション / 2010年

YMOの

「凄い音楽やっているのに、どこかギャグ。」

こちらの精神を色濃く受け継いでいるのが サカナクションだと
感じています。アイデンティティ、新宝島なども
候補でしたけれども 秀逸なMusic Videoの後押しにて
アルクアラウンドを選ばせていただきました。


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(22) だから、ひとりじゃない / Little Glee Monster / 2017年

個々の岩盤のような技術力が土台にあり、
それを 聴き手に押し付けない と云いますか
曲芸飛行のライン取りを「さも、あたりまえ」に魅せるのが
Little Glee Monsterの凄さなのでは!と感じます。

飛行機の世界で云うなら ブルーインパルスのようなイメージです。


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(21) 全力少年 / スキマスイッチ / 2005年

王道のPOP ROCK!


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(20) 若者のすべて / フジファブリック / 2008年

技術的に、極端に難しいことや、
最先端のテクノロジーを導入しているワケでない、
けれど 量産することが不可能な曲だと思います。


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(19) エイリアンズ / キリンジ / 2000年

日常の中の景色を切り取り、
非凡なアレンジに凝縮した珠玉のナンバーと思います。


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(18) NO, Thank You! / 放課後ティータイム / 2010年

アニメ業界は、「どのように収益を拡大してゆくか?」が
ポイントになっていたかと思います。たとえば ガンダムなら、
プラモデル、玩具、DVDなどにて回収していました。

アニメ内に「歌」を導入して、それを収益に繋げてゆく
源流は、マクロスなのかなと思います。

そして 2010年 前後の 「涼宮ハルヒの憂鬱」(God Knows)、
「Angel Beats」(LiSA)、そしてこちら「けいおん!」から、
「はじめから 音楽を活用して収益拡大してゆく構想・構造」が
出来上がったのかなぁ、と考えています。

後の ラブライブ!(μ's)にも 繋がってゆくと思います。


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(17) 愛をこめて花束を / Superfly / 2008年

歌詞も、曲も、アレンジも、構成も
これぞJ-POPの一つの完成形! と感じます。

私は、特に

何度も間違えた道 選び続けて
正しくここに戻ってきたの

のフレーズが大好きで
うまくできなかったとき、失敗したとき、
幾度も この言葉に救われてきました。

あなたは、心からの花束を
どなたかに贈ったこと ありますでしょうか。

もしあれば、それはとても素敵なことと思います。


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(16) Butterfly / 木村カエラ / 2009年

神奈川 TV saku-saku が輩出した 木村カエラ。
歌手デビュー当時は、「タレントのサイドワーク」の
ように思っていたところもありました。
が。木村さん、本物のタレント<逸材>でした。


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(15) ワダツミの木 / 元ちとせ / 2002年

映画監督なら、一生に 一本、創るかどうか、
漫画家なら、 一生に 一作、創るかどうか、
その作家の 表現者としての執念を凝縮した曲に感じます。

YouTubeには、LA-PPISCHバージョン「ワダツミの木」も
ありますので、ご検索いただけると幸いです。

上田 現さん、存命ならもっと沢山の素敵な曲を
残したのでは、と思うと早逝が惜しまれます。


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(14) 月光 / 鬼束ちひろ / 2001年

初聴のインパクトが凄まじいものでした。
「こ、これ、誰…!?」


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(13) 恋するフォーチュンクッキー / AKB48 / 2014年

AKB48は、
蜷川実花さんが監督した「ヘビーローテーション」のPVにて
従来の「下着」に対する価値観、アンコンシャスバイアスを
変容させた功績も大きいと感じておりまして
どちらを選出させていただくた 悩みましたっ。

恋する~は、オールディーズナンバーの世界観を母体にしつつ
現代のアレンジを取り込んでいて
Kylie Minogue 「The Loco-motion」
Petula Clark 「Downtown」
Skeeter Davis 「The End of The World」
のような、普遍性を湛えていると思います。


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(12) Pretender / Official髭男dism / 2019年

今後の日本の音楽シーンを、KING GNUと共に牽引してゆくと
思われますOfficial髭男dism。

10年後にも20年後にも響き続ける1曲と思います。


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(11) Strobolights / SUPERCAR / 2002年

アルバム「HIGHVISION」に収録されているのですけれども
SUPERCARは、SUPERCARとして、これ以上のアルバムを
創れるのかしら……と 当時 感じてました。

DreamTheaterの
「Metropolis Pt 2: Scenes from a Memory」を聴いて
「DT、次のアルバム創るとしたら、これ超えられるの?」と
感じたのと、似たイメージです。

「HIGHVISION」には、「STORYWRITER 」や
「YUMEGIWA LAST BOY」も収録されていますので
SUPERCARを あまり聴いたことの無い方にも
オススメのアルバムと思います。

いしわたりさんは、関ジャム完全燃SHOW に
時々 出演されてます。


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(10) 鉄風、鋭くなって / Number Girl / 2000年

透明少女、NAMU-AMI-DABUTZ、OMOIDE IN MY HEAD、
こちらも選出させていただく曲に悩みましたNumber Girlです。
個人的な思い入れから 鉄風~ を挙げさせていただきます。

The Back Hornの「コバルトブルー」然り、
THE HATE HONEYの「Blueberry Motel」然り、
自分は、こういったテイストの曲が好きなのだと 気づかれました。


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(9) Dream Land / Perfume / 2013年

Perfumeから1曲選ぶなら「チョコレイト・ディスコ」か
「ポリリズム」だと考えておりますものの、どうしても
個人的な想い入れの強い曲が「Dream Land」になります。

私にとって、 3.11 を想う曲になります。


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(8) COLORS / 宇多田ヒカル / 2004年

歌詞のdouble-meaning、triple-meaningが凄すぎて
別途、記事にしようかと考えております。


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(7) けもののなまえ / ROTH BART BARON / 2019年

私が体調を崩してしまい、休職すべきか否かを、
悩んでいた時間、ずっと寄り添ってくれていたのが
「けもののなまえ」と「極彩 | I G L (S)」でした。

誰かにとっては、「どうでも いい他人の人生」だと思います。
それでも 自分にとっては、凄く悩んだ選択でした。

もしも ここを生き残れたら
僕の本当の名前をあげよう

私は、
「最終的に FIREされるかもしれないけれど まずは、生きる」
を選択しました。
人生に数度ある、音楽に命を救われた瞬間です。


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(6) Sadistic Summer / 凛として時雨 / 2005年

「Number Girlよりも 時雨が上位かぃ!」と
ツッコミをいただくであろうこと、
重々承知にございます。
はじめて下北沢で観たとき、まさに衝撃で電流が走りました。

凛として時雨には、
「Rockって、表現方法って、本能に従って 自由で良いんだよ」
あらためて 諭していただいたように感じています。


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(5) ギブス / 椎名林檎 / 2000年

私は、いつも写真を撮りたがる人です。
撮る側になることが多いので、自分の写真が少なめです。

人間、いつ、何があるのか分からないので
遺影に使える写真を 撮っておかねばと思います。

PV監督、番場 秀一さんは、
Superfly「愛をこめて花束を」なども手掛けてます。


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(4) 天体観測 / Bump Of Chicken / 2001年

あなたにとっての「君」と「望遠鏡」
あなたにとって どのような存在でしょうか。


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(3) gravity / LUNA SEA / 2000年

終幕前に放たれた、5人が織りなす構築美の 最高到達点の一つと思います。


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(2) ばらの花 / くるり / 2001年

多くのアーティストからカヴァーされてますことが
この曲がとても愛されている証のように思います。

ありがちな言葉になってしましますけれども
50年後にも残るような、エバーグリーンな曲です。


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(1) あかり from HERE / clammbon Feat. THA BLUE HERB / 2009年

クラムボンと、THA BLUE HERBの BOSSが紡いだ、
唯一無二のコラボレーション。

伝わるか 伝わらないか なんかは関係ない
伝えようとすることを 今も 俺は諦めない

仕事の時など、特に、特定多数の人に向けて発信する場合、
1回アナウンスして、期日近くなったらリマインダ投げて
Total 2回通知してオシマイ! としてしまいそうになります。
けれど、受け手は、自分のタイミングでしかキャッチできません。

相手に伝わるまで、伝える努力をする――

仕事の時も、日常でも、私を構成している言葉になります。


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最後まで お読みいただき ありがとうございます。

音楽が好きな方と 繋がってゆけたら嬉しく思います。

皆様が選ぶ 2000_2020年の30曲を、知りたいです。
よろしくお願い致します♪

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