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江國香織の描く"美しくない"世界、ニュースソースなどーつぶやき日記

昨日は午前2時前に寝て、起きたのは10時半。体が重いのは新しい薬のせいだろうか、でも昨日よりはマシな気がする。仕事のゴーサインが来たので進めなければ。それらを家族にも伝える。なにより体調のことに寄り添ってほしかったのに、余計なことばかりコメントされて一気にいらいらする。まず労ってくれよと思う。気まずくなる。しばらく話したくない。向こうもそうだろう。

なんだか頭に血が行き渡らないような感覚で、ずっと寝ていた。思春期のころよくこうなったから、貧血かな。朝ごはんを食べて寝て、お昼ごはんに袋ラーメンを食べた。久しぶりに受注した仕事の準備をし、気分転換に本を読む。
図書館で借りた江國香織の『すいかの匂い』、これ読みたかったんだ〜。と読み始めたのだが、アレ、思ってたのと違う。『なつのひかり』と勘違いしていた。。『すいかの匂い』も久しぶりに手にとる。これも家のどこかにある気がするんだけど。この本もそうだけど、江國作品に、子どもの視点で"美しくない"世界を描くものがたまにある。正直ニガテだ。江國さん自身は上品な家庭の生まれなのだろう。作品も、"育ちの良い"登場人物の物語がハマると思う。見せてもらうなら、"美しい世界"の方が心地よい、と思ってしまう。『すいかの匂い』では、主人公がかたつむりを次々殺したり、近所に気味のわるい雰囲気の人物がいたり、主人公の"上品ではない"生育環境が垣間見える物語も出てくる。自分の育った、現実の"美しくない"世界を突きつけられるようで目を背けたくなってしまうのかな。でも現実社会は、圧倒的にこちらだよな。。

そしてまた眠る。体から水分が抜け、あちこちイタくなっていた。家族から「本屋など」に行ってくる旨のメモが残してある。なにもなしに居なくなられると、置き去りにされた気持ちになるので嬉しい。勝手だけど。帰ってきたときには明るく迎えてあげた。心広い、わたし。喉元すぎると忘れてしまう、とも言える。

夜、今日はあまり何もできなかったという気持ちから、新聞を3日分くらい読む。わたしが主にチェックするニュースメディアは日経、テレビならNHKなのだが、それは報道姿勢を支持してのことではない。紙面や画面が穏やかだからだ。基本的に、これ見よがしなキャッチーな見出しも、派手な演出やCMもない。時事ニュースや政治問題以外の、カルチャーとか地域活性化などの特集が面白いから好きなのだ。しかし報道の核となる時事問題の報道姿勢を鵜呑みにできないのだから、自分の頭で変換すればいいと高を括らず、他のニュースソースにも当たらないと情報や考えが偏るよなあと改めて思った。
SNSでオリンピックとパンデミックなどについて発信している方のまとめ記事も見る。自分はすこしはしゃぎ過ぎていたのかな。オリンピックを開催した政治的判断はおかしい。そしてこの経緯で大会を迎えた選手の方たちは気の毒でしかないし、出場された方たちは応援したい。整理をつけるのがむずかしい。
小田急線の事件に、男性と女性のつらさの違いを思う。重症になった女性は命に別状はないそうだが、どれほど恐怖し、体の傷と心の傷はどれほど残ることだろうか。
それから本を読んだり、音楽を聴いたり、ポッドキャストを聴いたり。それぞれのコンテンツは素敵なのだけど、夜によく来る、どうしようもないような気持ちは消えない。手持ち無沙汰になり、就寝目標ラインの午前2時も近づいていたので、お風呂に入って寝る準備をした。

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