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Re:Re:

お久しぶりです。
前回書いた記事が9月27日のものだったので、約1ヶ月ぶりです。

相変わらず物騒な世の中ですが、僕は何とか生きています。皆さんは無事ですか?



実は前々から書こうと思っていたことがあったのですが、忙しく、面倒臭く、その上あまり書く気も起こらなかったため保留していたことを今日書きたいと思います。


タイトルからも分かるように、これは8月17日に出した「Re:」という記事の続きです。アジカンの曲紹介ではありません。(あの曲めっちゃ良いよね)





今回も報告になります。




前回、内定を貰えないまま就活を終えて1年間フリーターとして過ごすというようなことをお伝えしましたが、実はその直後に内定を貰うことができました。

来年の4月から社会人の一員となることが決まっています。




既に何人かの人には話したことではあるし、この前の記事を出した後もこれといった変化はなかったので、いちいちこのような形で知らせる必要はあるのかと思いました。どこか別のところで書いたような記憶もありますが、最近「人って思いの外、他人のことに興味ないんだろうな」ってことが分かってきたので、このような自分にとっては嬉しい報告も他人にとっては大した話ではないことだって自覚できています。



じゃあ何で書くことにしたのかというと、有難いことに自分のブログを見てくれている人が少なからずいるということです。それは全然見知らぬネット上の人に限らず、リアルな友達も含んでいます。正直、嬉しくも恥ずかしいという気持ちです。でも、そういう人がいてくれる限り、このように文章を書くことの楽しさというものを感じることができます。自分のことを知ってほしいという気持ちから、ありのままの自分の姿を誰に対しても曝け出すような態度を良いものだと思っているわけではありませんが、自分の癖なので仕方ないのかもしれません。「良かったね!」とか「頑張ってね!」とかそういう言葉は自然とかけられることに喜びを感じるものであって、自分が相手に言わせてるな、と自覚した瞬間にはむしろ興醒めします。だからこういう記事を書くことによって祝福されようなんて微塵にも思っていません。ただ、このままの状態で放っておくと、ある種嘘をついてしまうような形にもなり兼ねないし、こういう記事を見てくれている優しいリアルな友達には少し近況を知ってほしいという気持ちもあるので、今こうして書いています。




就職先をここで公に書くようなことはしませんが、公務員と並行して試験を受けた先に内定を頂いたという感じです。結果的に、とても満足しています。自己防衛を振りかざしたような言い訳に聞こえるかもしれませんが、元々は公務員よりも志望度が高かったところです。内定を貰えたのは実はだいぶ前、8月末。その時点直後は、嬉しさとか喜ばしさとかよりもとにかく安心感が大きかったです。でも、自分よりも家族とかアルバイト先の方が喜んでくれて、その状況が嬉しかったし、有り難かったなと思います。10月初めに内定式に出席したのですが、同期や先輩の方々も皆さん良い人そうで安心が深まりました。社会人になることへの不安は今でももちろんありますが、楽しみとか期待も広がりました。



実は「Re:」を書いた日に、この就職先から1次審査の合否の連絡をいただく予定だったのですが、連絡が来なかったので勝手に落ちたと思っていました。なのであのような記事を書いたということです。しかし、その後メールで合格の連絡が来ました。2次試験のWeb面接の用意も遅れていたので、急いで準備をしてダメ元で受けた結果、上手くいったという形です。数値上での話でしかありませんが、倍率も100倍近くあったので、なんで自分が受かったんだろうと今でも少し疑問に思っていて、内定式の連絡が来るまでは何かの間違いではないか、ドッキリのプラカードを持った人がいつ現れても良いようにと本気で用心していたし、そこら辺は相変わらず自信を持つことが出来ない性格なわけですが、運も含め自分のやってきたことが報われたことに安心感と達成感を感じたし、それぐらい嬉しかったです。


自分の就活を振り返ってみると、大学の説明会はほぼ全部欠席、インターンは1回も参加せず、企業も一つも受けず、となかなか甘い考えで動いていました。やらなければいけないという葛藤の中で必死に逃避していました。結果的に公務員系の職種を3つ受け、1次の筆記試験は全部通り (2次の日程が被っていたため、2次を受けたのは2つでしたが)、そのうち1つから内定を貰えたという形です。形だけ見るとかなりハイブリッドで効率よく、上手くいっているように見えますが、精神的に本当にしんどかったです。楽しんでやれた部分も少なからずあったけど、家に篭って1人で地道にやることも辛かったし、本当に自分はこの道を選んで良いのかという葛藤とか、周りが内定を貰い始めている焦りとか、卒業論文との並行の難しさとか、そういうストレスや不安に毎日押しつぶされそうになりながら過ごしました。そして、自分のメンタルが弱いせいで、そういうものに押し潰されて勉強時間も全然確保できませんでした。多い日でも5時間ぐらい。少ない日は0時間。本当によく受かったなと思います。



いつの日か、大学のキャリアセンターに渋々就活のパンフレットを貰いに行った時、「まだ貰いに来てなかったの!?大丈夫あなた!?」というような顔をされました。あの顔はいまだに忘れません。凄い嫌でした。余計なお世話だと。きっとそんな顔をされるのが当たり前な時期に行ったし、別にその人がどうとかそういう話ではないけど、こうしなきゃいけないとか、こうするべきだとかそういう思考を強要されているような気がして嫌気がさしました。自分は捻くれているので。それも含め、変なプライドと意地があって、筆記試験に関しては大学での講座や通信講座をとることもなく、面接も大学2年の時に受けたバイトの面接以来の状態で全部1人でやると決めました。そんな過程を経て、結果を得ることができたのは自分にとってとても意味があることで、嬉しかったです。




ただ、僕自身も完全に自分1人の力で内定を貰ったとは全く思っていません。主に家族 (特に父親)、アルバイト先の方々には本当に力を貰いました。父親は志望先の情報をまとめてくれたり日程を管理してくれたり、本来自分でやるべきことを手伝ってくれました。アルバイト先の方々も応援してくれました。その応援のおかげで塾にも休まずに行けたし、何ならそういう苦しい期間の1番の癒しになっていました。本当に本当に感謝しています。





最後の方は、少し自慢げな語り口になってしまいましたが、今回の経験は自分にとって大きなものでした。本当に運が良かったと思います。これからの将来の道が開けたとかそういうことよりも、「追い込まれても何とかなる」とか「自分を信じることが大事だ」とか、そういう信念的なことを実感できました。


就活という1件を終えられたことによって、その後の自分はだいぶ平穏に日々を過ごしています。相変わらず人と関わることは少なく、今度は卒業研究に追われる日々を送っているわけですが、ストレスや不安を感じることも少なく、良くも悪くも「何もない」日々が続いています。それでも、バイト先の後輩と京都に遊びに行く約束ができたりとか、高校時代の旧友に久々に会う予定ができたりとか、とても楽しみなこともいっぱいあります。卒論もなんだかんだ言って楽しいし(今のところ)。



この先の不安が消えたわけではないし、これからも同じような困難にぶち当たることもたくさんあると思いますが、なるべく柔軟に軽やかに考えていけたらと思います。








以上、最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。


ちなみに、就職先は地元近くになるので、大学の数少ない友達は会えるうちに一先ず会っておきたいな。そして、地元の友達、これからもよろしくね。





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