年上彼氏くん。
突然ですが、1つ前のつぶやきで、ナンパされた!怖かった!と書いたことで、ある方に初めてお会いした日とその後のことを、ふと、思い出したので、この記事を書いてみました。
少しフェイク入れますね。
その日も、当時の私の地元まで迎えに来てくれるとの事でした。
私は、恋愛の「れ」の字も知らなかった頃で、澄ました顔をした彼に、
(うわっ、背、高!⋯ん?今日は、スーツ!?)
とびっくりした記憶があります。
男性の平均身長よりは、高かった記憶があります。
多分、180cmくらい??
そして、痩せ型。
でも、ガリガリではなくて、身体を鍛えてる系の痩せ型です。
私はと言えば、慣れない靴に慣れない服装をして、化粧をして行きました。
2回目が割と遠出だったので、その日は、近場でドライブをしよう!って事でした。
ちなみに、お互い、好きなアーティストさんがモロ被っていたので、イベント先で意気投合した感じです。
ざっくり言うと、お互い、ちょっと、オタクってことですね(笑)
シーンとした車内は、どこか気まづくて、例のアーティストさんの音楽を無線LANで繋いで流してくれました。
(うるさくない、且つ、会話が出来るくらいの音量で⋯ただのジェントルマンです。褒)
私「⋯あの、2人きりの車内って緊張しませんか?」
Aさん(仮名)「あ〜うん、大丈夫、大丈夫。」
カッコつけてない、自然な感じでした。
私は緊張のあまりずっとフリーズ気味でしたが、当の本人は、何食わぬ顔して、
「何か、食べたいものある?」と聞いてきました。
「いや、大丈夫⋯です。」
緊張MAXだと、食欲とか消えません!?
私だけかな⋯
「というか、Monoさんの方こそ、疲れてない?」
「えーと。はい、それは、大丈夫です。」
「なんか、道、今日、混んでるねぇ⋯」
「そ⋯そうですね」
休日だったので、確かに道は混んでいましたね。
私の方は、助手席にずっと座っていればいいし、そもそも初対面ではないし、疲れてはいなかったんですけど、運転する側って神経使うかな?と思って、
「Aさんは、大丈夫ですか?」と聞きました。
「俺?⋯⋯大丈夫だよ。気にしないで!」
でも、その後、お互い無言状態になってしまいました。
音楽だけが流れていく車内。
何故か、向こうは、ひたすら、無言。
信号待ちの時、ハンドルは握ったまま、ふと、こちらに顔だけ向けて、
「⋯⋯あのさ。良かったら、俺の彼女になってくれませんか?」
「あの⋯⋯私で良いんですか?⋯夢みたい!ですけど⋯⋯」
(持病のことを、言わなくては⋯⋯)
「あの、実は、私、その⋯⋯⋯聞こえたり見えたりするビョーキ持ち⋯で⋯」
「あ、統合失調症?」
(お!?話しが早いぞ。)
「はい、そうです。」
「俺の妹も、○○(病名)があるんだよね。怖いよね?」
「うーん。怖くは⋯無いです。」
その時、頭の中では、○○ってことは、症状としては☆☆と△△があるよなぁ…どっちなんだろう?と考えていました。聞かなかったけれど。
今だからこそ、言えるのは、(初回は含まないで)3回目だったし、スーツ姿で来てくれる時点で察しろよ!って自分自身にツッコミ入れたいですが(涙)、そういう知識が無かったアホでしたね。
「怖くないの?」
彼は、とても不思議そうでした。
「え⋯っと、はい。⋯私の病名の方こそ、怖くないですか?」
ちょっと黙る彼。
ハンドルを切りながら、
「正直に言うと、『分からない』。でも、俺は、Monoさんの病名ってよりは、優しいところとか、マメに話を聞いてくれるところが良いって思ったから。」
「ありがとうございます。」
一切、身体の関係も持たず、告白までしてくれた彼氏(で良いのかな?)でした。
その後、私は、頭を冷やして、彼のような人は、ビョーキ持ちじゃない人とお付き合いした方が良いのではないか、と考えました。
その事を伝えると、
彼自身も、何か考えてそうでしたし、結果的に円満に別れた形になりましたが、良い経験になりました。
⋯今、考えたら、間違った選択をしてしまったな⋯と思います。
早計な判断だったかな、と。
純粋な統合失調症でも、純粋な甲状腺疾患でもなかったですし。でも、その頃は、「統合失調症」と「甲状腺」という2つの病気を持っていると思っていました。
みゆちゃん、可愛すぎますよ・・・。
カメラワークが仕事しすぎだよ。
その後、私は、いくつかの恋愛をしましたが(有難かったですが彼らに対して好意を持てず)、
自分自身、病気があることや、そもそも妊娠出産は希望していないため、もう、独身でも良いかな〜と思ったり、いや、でも、、と思ったりして、何回かじっくり考えた結果、
結婚はしたい。
という結論を出して、年齢的にはかなり遅めの恋活をしています。
(現在進行形で、今年中で終わりにすることにしています)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?