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うがいのやり方(口の中は熱帯雨林)

うがいのやり方ぐらい知っとるわい、と思われるかも知れませんね。
しかし、何事にも上手があり下手があり、正しい方法、間違った方法があります。うがいの正しい方法とまでは申しませんが、効果的なうがいの方法はあると思います。

うがいは、口中の雑菌や食べ物カスなどを水などですすいできれいにすることですが、その口中がどうなっているのか、先ず押さえておきましょう。

口の中は熱帯雨林

口の中は熱帯雨林のようなもので、暑く、湿度が高くて、温度は一年中でほぼ一定です。熱帯雨林と同様、細菌、真菌、ウイルスや原虫など、さまざまな”生きもの”が生息しています。目には見えませんが、口の中には数十億の微生物が住んでいます。数が圧倒的に多いのは細菌で・・(省略)・・。
口の中の細菌の数は、地球上の人口を上回っています
(ブルース・ファイフ著『ココナッツオイルプリング』医道の日本社P.44)

口中が熱帯雨林のようなものと知れば、うがいのやり方もあらためて考え直してみようと思えるのではありませんか?

うがいによって、口中熱帯雨林の細菌微生物を完全に絶滅することはできません。細菌微生物が生息していることが正常なのです。ただし、レベルの問題があります。食べかすなどを残していると、それを餌にして細菌微生物が繁殖し、さまざまな病気のもととなり、口臭のもとともなります。

同じものを食べて同じような生活をしていても、口臭のしない人と、口臭のひどい人の差が出ます。細菌微生物の繁殖のレベルが違うのです。

うがいの効果的なやり方

そこで、うがいの効果的なやり方を、学んでいただくことになります。

うがい2

適量の水を口に含んで、
① 先ず左ほほの筋肉を使って、歯の左側をできるだけ激しくぐちゅぐちゅと十回すすぎます。

② 次に、右ほほの筋肉を使って、歯の右側をできるだけ激しくぐちゅぐちゅと十回すすぎます。

③ 次に、上唇の上の筋肉を使って、歯の上側をできるだけ激しくぐちゅぐちゅと十回すすぎます。

④ 最後に、下唇の下の筋肉を使って、歯の下側をできるだけ激しくぐちゅぐちゅと十回すすぎます。

この左右上下各十回のぐちゅぐちゅで一セットです。
私は、朝起きた時、また毎食後、これを3セット行っています。

この左右上下十回のうがいは、初めて行うと、ほほの筋肉等が思うように動いてくれず水を揺さぶる勢いがつかないかも知れません。頑張ってやり続けると、顔の筋肉に締りがついて、顔立ちがすっきりとするかも。

昭和天皇は、食後には必ず侍従にうがい用のたらいを持て来させて、うがいをなさっていたそうです。

私は神祭りで祝詞を奏上しますので、口中がさわやかでないと祝詞が気持ちよく唱えられません。

食後にこの左右上下十回のぐちゅぐちゅうがいを行い、ぺっと吐き出すと、結構な食べかすが出てきます。ところが、もう一度左右上下を丹念に第二セットを行うと、またまた食べかすが出てくるのです。

年を重ねて歯の隙間が増えると、いろんなところに食べかすが挟まって、細菌微生物の餌となり口臭のもととなります。
顔の筋肉を鍛えるつもりで、この左右上下十回のぐちゅぐちゅうがいを二セット、三セットと繰り返して、お口のさわやかさを維持してくださいませ。

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