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『勇気と元気とやる気とパワーが湧いてくる筆文字シリーズ Vol.234』

ボクは学生時代と社会人になり始めの頃、自分が失敗したという事実を認めることがとてもイヤでした。

だから失敗しないようなことにしかチャレンジをしなかったり、もし失敗してしまったとしたら出来るだけ相手や周囲のヒトのせいに出来ないかって考えたりしてしまうような人間でした。

それだけ自分に自信がなく、失敗することが人生の汚点になるってビビっていたんですね。

相手が悪い、自分は悪くない。
悪いのはオマエだって虚勢を張って、指を差していたんですよね。

本当にカッコ悪いなって今では思います。
本当は自分が出来なかったことを認めて、そこからまたやり直せば良かっただけの話なんですよね。

あの頃の成長を阻害していたのは、何を隠そう自分自身なんですよ。

相手のことを指差していながら、結局残りの3本の指は自分を向いているのですから、自分自身を見つめ直せばよかったんです。

そういう風に思えるようになったのは、35歳を越えた頃でしょうか。

遅すぎますよね…。

今でさえ自分の非を認めたくないっていう自分が、出てきてしまうこともあります。

まだまだ大人になりきれていないんですよね。

でもその場をなんとか切り抜けられるようになってきています。

昔ならそこで我慢しきれずにキャンキャンわめいていたのですが、今では「なるほど、確かにそうかもしれませんね」とお伝えし、一歩引けるようになりました。

そして一晩寝てから、翌朝神社でひとり反省会をします。

そしたらどうでしょうか。
素直に自分の悪い面を見つめ直すことができます。

そして今からどうすれば良いのかって、これから先の未来に対しての作戦を考えられます。

今までだったら相手を言い包めるためにはどうしたら良いかと眉間にシワを寄せていたのに、自分に目を向けるとこれから先はどう行動しようと目尻にシワを寄せながら考えられています。

ヒトを指差すのではなくて、自分自身を指差しましょう。

今日も自分にできることに対して、時間を使っていきたいと思います。

本日も最後までご覧になって下さり、どうも有り難うございました。

皆さんとのご縁に感謝いたします。

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