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『勇気と元気とやる気とパワーが湧いてくる筆文字シリーズ Vol.579』

ボクは学生時代の頃、何でも自分で出来るようになることがカッコ良いことで、誰かに力を借りて何かを成し遂げることはカッコ悪いと思っていました。

中学から大学まで体育会バレー部に所属し、中学で全国ベスト32、高校で関東ベスト4、大学でインカレベスト16と大分チームプレーで結果を出してきたにも関わらず、私生活だとヒトに力を借りてやることがすんなりと自分の中に入って来なかったんですよね。

だからオールラウンダーとなり、何でもそつなくこなし、そのレベルを高めることが美学でした。

けれど何でもそつなくこなすという才能が、ボクには足りなくてうまくいかずにもがいていました。

なぜうまくいかなかったというと、自分が出来ないことを、得意な方にお願いするということが弱みを見せることで、ヒトに力を借りることが出来なかったからです。

けれど理学療法士になり、地域に活動の場を求め始めた頃から、ボクが不得手なことが得意な方が続々と現れてきました。

そしてその方々に、ボクはそれ苦手なんで力を貸してくれますか?っていうように心掛けたら、思いもよらぬ結果が現れました。

なんとあれ程ヒトに力を借りることは、自分の価値を下げることだと思っていたのが、逆に自分の価値を挙げることになるって知れたのです。

ボクはヒトの前に立って話をすることが、少しも苦ではありません。

そして準備をするのが苦手で、その場で臨機応変に何とかすることが得意です。

しかしボクとは違って、ヒトの前に立つことが苦手だけど、企画をするのが好きなヒトもいらっしゃいます。

そして念入りに事前準備をすることが得意で、土台を創ることが得意な方もいらっしゃいます。

ですからその方々の得意な部分はお任せして、ボクはその方々の苦手な部分を引き受けます。

するとボクは自分の得意なことばかりやれるので、どんどんスキルが上がり、ますます皆さんに勇気と元気とやる気とパワーのお裾分けができます。

そうやって必死こいていると、またまたボクを支えて下さる方からの応援はがきが届きます。

これからも応援させてくださいませって…。

ボクが石田さんを始めとする皆さんに、助けられているんですよ〜。

これからも皆さんの力を借りて、じゃんじゃんチャレンジをしていきたいと思います。

今後ともご支援よろしくお願いいたします。

今日も最後までご覧になって下さり、どうも有り難うございました。

あなたとのご縁に感謝いたします。

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