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『勇気と元気とやる気とパワーが湧いてくる筆文字シリーズ Vol.508』

ボクは5〜6年前から多くの皆さまの前で、講話をする機会をいただけるようになってきました。

お声を掛けてくださるのは、自治会や老人会、行政、医療介護専門職、介護施設などです。

内容は介護予防だったり、腰痛予防、膝痛予防、介護職員が身体を痛めにくい移乗介助動作など多岐に渡ります。

そんなときに気をつけているのは、会場の雰囲気を創るのは講師次第だということです。

講師が真面目な顔をして伝える必要があるテーマもあるでしょう。

しかしボクがお伝えし、皆さんに持って帰っていただきたいのは、
「今日は楽しかったね〜、小野ちゃんが言っていた体操も簡単だから家でもやってみようかな」
というやる気です。

そのやる気を持って帰っていただきたい講師が、ムスッとしながら話し続けていても、効果は得にくいと思っています。

だからボクはステージ上で笑顔で振る舞います。
初めて見る理学療法士が、おもしろい奴だったって思っていただきたいからです。

そしたら会場も段々と笑顔が増えていきます。

そして笑顔でこっちを見てくださっている参加者に、ボクはステージから降りて質問をしに行きます。

そしてそこで会場と一体感を創るようにしています。

もともと内容はどんなものでも良いのです。
ボクたちリハビリテーション専門職の知識は、一般の方がご存知ないことも多いですから、簡単に分かりやすくお話すれば楽しんでいただけるのです。

だけど楽しい内容だから笑いが取れるのではなく、笑いを取りにいくから楽しい内容になるのです。

ボクにとっては皆さんの前に立って、筆文字で書いたスケッチブックを用いて行う講義は、本当に楽しい時間です。

最近はなかなか皆さんが集まる機会を作れないのが、本当に寂しいです。

早く対応策が見つかって、皆さんの前に立ち、笑いが絶えない講話をお届け出来る日がくるのを楽しみにしております。

今日も最後までご覧になって下さり、どうも有り難うございました。

皆さんとのご縁に感謝いたします。

サポートしていただいた贈り物はそっくりそのまま、年間1000枚書いて全国の皆さまにお届けしている直筆はがき代に充てさせていただきます。