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読書記録◎何者

朝井リョウさんの何者を読みました。

ちょっと感想の前に愚痴らせて!
キンドルアンリミテッドって、なんか何万冊も読めるとか言っておきながら、蓋開けたらわけのわからんAI熟女写真集とか、わけわからんやつの投資のススメ!とか、そんなん全部含めて何万冊かい!読みたいやつ読めんしもうええわ!ってなって(10億回目)、今月中旬に契約が切れます。契約切れる前になんか読もうと思って、見たことのあるタイトル「何者」を見つけました。

あーなんかこれ米津玄師が歌って映画なっとったっけ。
何これミステリー?まあいいわ読んでみよ!

って前情報なしで読みました。

一応あらすじ

さまざまな経験、人脈、ツールを駆使して就職活動に奮闘する5人の若者。ひょんなことから定期的に集まって就活対策で情報交換をするようになった彼らは、自分が何者なのか、そして何者になりたいのかを模索する。そんな悩み多き時間を過ごす中、5人それぞれの関係にも変化が表れ始める。

(Google検索ででてきたのをそのまま引用しました)


まあ就活の話ですわね。

私自身の話になりますが、まともに一般的な就活ってのをやってないです。なぜかというと、福祉系の大学に行き国家資格を2つ取り、この人手不足の業界で落ちるってことはほぼほぼ無い!
採用に落ちたことがない!
つまり就活舐め腐り人生!
そのぶん仕事は大変やけどね。

そんなわけなので、なんかこのエントリーシートだとかESとかいうのはほんとに全然知らない。ピンとこない。ただなんとなく大変なのは知ってるし、一般的はこういう感じだったんだ〜ってなった。

大事なのってそこじゃなくて、
なんかこの主人公が、この舐め腐り人生の自分にひしひしと当てはまってつらい。
ていうか全員の言動に心当たりがありすぎる。登場人物、全員自分。こわっ。
大学生の痛々しさ、っていうか今も何ならそういうとこあるよね、自分。人のことちょっと上から見たり馬鹿にしてみたりさ。でも自分で気づかないんよ、それ。
なんかそういうのかっこ悪いよ。お前の方こそかっこ悪い。はっずかしー!って最後の最後に突きつけられた。参った。

なんか読後感はまじで最悪。人に勧めたくない小説。
だってバレるやん、こんなん人に勧めたら。
自分のはずかしーところが。

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