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読書記録◎白夜行

最近仕事が激務ちっくになってて、疲れてるまま出かけたせいか体調を崩してました。
大好きなお酒もかれこれ3日飲んでない……ひーん!

今日は少し体調落ち着いてきたので、
読むのが途中になってた「白夜行」を読んでました。

東野圭吾さんの本は、確か高校生のときに「手紙」を読んだかな。思ってたより読みやすくて結構衝撃的だった印象がある。あと、うちのオトンがガリレオシリーズが好きだったかな。

「白夜行」は、最近YouTubeでよく見てるYouTuberの「けんご📚小説紹介」って人が、この本を読まなかったら小説紹介はしていない!と激推ししてたもの。だったと思う!

けんごさんは本のおすすめの仕方がすごく上手で、思わず読んでみたくなる。この人がおすすめしてる本は多分ハズレないんじゃないかな?


参考までにリンク貼っときます!


さてさて〜本題に入ります、
白夜行の感想です。
*未読の人は注意、ネタバレあり!

一言で言うと

「んっお……すっごい重たっ……なに……こわっ……」

相変わらず浅い感想だな!

最初の事件、
質屋の桐原のお父さんが殺されてから、
その息子桐原亮司と、
殺害容疑者で、質屋の桐原の愛人疑惑のあった西本文代の娘、雪穂

この二人が主軸になるけど、
最後までこの二人の間がどういう関係で、何があったかっていうのは、
あくまで事実を客観的に見た視点でしかわからない。

なんかいろいろなことが起こっていって、
全部に亮司と雪穂が関わってて。最後に、最初の事件のところまで遡って真相がわかる感じにはなってるけど、なんかそれも全部全部わかるわけじゃなく、気持ち悪い〜モヤ〜〜な感じ。亮司最後死ぬし……。

雪穂を調べてた探偵さんも消されてしまって、
よくあの刑事さんは消されずに生き残ってたなぁと思った。よっぽどうまくやってた?よく読めばなんでかわかるのかなぁ。

わたしがこわっ!と思ったのは雪穂。

あの女は(口が悪い)、ひどい目にあってたかもしれないけど、自分のために亮司を使って何人殺してんの……?
多分亮司は雪穂に負い目もあったし、
二人は男女の関係があったんだろうとは思うけど、
何人殺してんのまじで……こわっ。

美しい薔薇には棘があるどころじゃないな。

自分の都合のためなら、親友も怖い目に合わせる、育ての母だって殺せる、義理の娘だって犯してもいい。まじで怖いやん何なんこの女、こわっ。

この本とにかく分厚くて、ずーっと気持ち悪い暗い雰囲気の中で、何か起こるぞ、何が起こるぞ……ああっ、死んだ!みたいなのが続くので、本当に読むのがきつかった。タイトルの「白夜行」ってのも、この一生夜明けが来ない感じ、見事。ほんまに太陽の気配がない!ずーっと暗い!けど引き込まれた。

夕方の4時くらいから、ゴロゴロしながら読み始めて、読み終わって時計見たら7時半だったし……びっくりした!え!?って

なんかしばらく、この本のこと引きずって考えちゃいそうな後味の悪さ。あんまりスカッともしないし、人に勧められるかといえば、わたし的にはどうかな?と思うけど、

人生で読んどきたい名作については、一個読めたから良かったなと思いました!

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