オンラインカウンセリングは1回30分でもご予約可能です/「面接室に現われない人たち」へ
杉原氏の記事を拝見し、特に『「SNSカウンセリング」はカウンセリングなのか?』の部分に刺激を受けました。
旧来の方式でないカウンセリングへの抵抗感を抱く理由は、ひとによってさまざまだと思いますが、これまで行ってきたことと違うため「その価値を保障できない」ということもあるかと思います。
しかし、時代は急速に変わっています。心理職がその価値を見出せずとも、利用者のみなさんが感じてくださる可能性もあるだろうと、当オフィスでは考えました。
「面接室に現れない人たち」の苦悩に、比較的自由度の高い、開業オフィスをもつ心理職はアクセスしやすいのではないかと思います。とはいえ、今すぐに、当オフィスでSNSカウンセリングを行うのは、セキュリティ等の問題からも現実的ではありません。
せめて、と思い、通常1回50分の枠組みで行っているオンラインカウンセリングに、30分の枠も作ってみることにしました。
ひとまず、実証実験として12月末まで行う予定です。
時間や余裕がない、育児や介護で物理的に身動きが取れない「面接室に現われない人たち」に少しでも届けばと思います。
1回30分というのは、精神科などのカウンセリングではメジャーなもので、目新しいことではないのですが。成果がでれば、またnoteなどでお知らせしたいと思っています。
心理臨床オフィスinemuri 臨床心理士・公認心理師 つゆき
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