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収穫作業で大切な5つのポイント/Jean-martin fortie

おはようございます。

7月があっという間に終わってしまいました。定植も一段落して管理作業に入ってきます。

今日は収穫について考えていきたいと思います。

農業の勉強していると土づくりとか栽培方法についての情報は多くても、収穫や選別に焦点を当てた情報が少ないように感じます。

しかし収穫・選別時間というのは土づくりや栽培管理作業と比べてどの作業よりも時間と手間がかかります。ですので土づくりと同じくらい収穫作業を考えなくてはいけません。

ここでカナダのジョンマーティンが提案する
5つの収穫ポイントを紹介したいと思います。

1、収穫専門のマネージャーを割り当てる
収穫するタイミングや量などは細かい分析と判断が必要になってきます。圃場ごとの野菜の状態や出荷先との調整など収穫スケジュールを決めていける人を割り当てる事で、効率的でロスの少ない収穫が可能になります。

2、収穫の際のムダやネックになっている部分を明確にする
収穫の時に何に時間がかかっているのか?正しい道具を使えているのか?正しいタイミングで収穫できているのか?など改善余地のある部分を常にチームと共有し、明確にしていく事で素早い改善を行うことが出来ます。

3、収穫作業をマスターする
収穫は野菜によっても体の動かし方や道具の使い方など変わってきます。シンプルに経験を積んで収穫スピードと正確さを上げていきいき一人一人が収穫の達人になる必要があります。

4、正しい道具を使う
道具が違うだけで圧倒的にスピードが変わります。コストパフォーマンスを考えて道具にはお金をかけて収穫スピードを上げましょう。

5、身体を大事にする
収穫作業中に身体を痛めてしまう事は多々あります。重いコンテナを何度も運んだり、屈んで収穫作業を長時間行うことで腰やひざを負傷してしまう人の数は多いです。あとは暑さや紫外線なども考えて収穫作業を行わないといけません。農家で腰痛持ちは本当に多くいらっしゃいます。
長く続けることが大切です。最近はアシストスーツや空調服などもあるので体を壊す前に取り入れて体をケアしてください。

あと今回も紹介したカナダのマーケットガーデナーであるジョンマーティンがオンラインコースの生徒を募集しているので興味ある方は下記にリンク張っておくので見てみてください。日本も何人か受講されている方がいるらしいです。

そして以前も自分が紹介した出荷調整についての勉強になる動画をまとめた記事を書いてるのでそちらも確認してみてください。

熱中症に気を付けてこの夏を乗り切りましょう。

本日もありがとうございました。

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