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かっこいいっす。

今回の曲まとめnoteはオタク全開でいきますよ。

半年くらい前、関ジャニ∞を抜けてソロ活動をスタートした錦戸さん。

錦戸さんって、強烈に何かから影響を受けたような印象もなくて、ほんとに広いジャンルに渡って作曲されてるんですけど、気になる曲をピックアップしてまとめてみようと思います。


Heavenly Psycho (2015ver.)

2nd single「大阪レイニーブルース」のカップリング曲として収録されたHeavenly Psychoを、錦戸さんがリアレンジしたものが、2015年の「侍唄」というシングルに入っています。

最初に発表された方は、昔のジャニーズ感満載な曲調なんですよね。シンセサイザーをバリバリ聞かせて、ギターをバキバキ歪ませて、毎回サビで転調する、ちょっぴりダサめな感じ。

ジャニオタさんは結構聞き慣れた曲調だし、それがなんともエモいんですけどね。


それが、2015年には、「当時の関ジャニ∞」風に馴染みやすい曲にアレンジされました。

打ち込み、エレピ、トランペット、...と順番に重なり合っていく音の上から、揺らぎ感MAXで入るギターの合いの手。

割とシンプルな音の重なりは、元々ファンから絶大な支持を得ていた歌詞を、最大限引き立たせてくれています。

2番からは、関ジャニ∞らしいバンドサウンドに変わり、疾走感溢れる曲調がジャニオタのハートをわしづかみします。いつもされてます。


Tokyoholic

ライブで最大級に盛り上がるこの曲、私は今だにペンライトをふるタイミングがわかりません。

だってペンライトを振るということ自体がそもそもダサいんだもん!

そう言いたくなっちゃうくらい、ジャニーズにしては限りなくバンドに寄った一曲です。

「NOROSHI」というシングルのDVDでは、まだ歌が入っていない"session movie"として、音作りの様子が収められています。

歌詞も、「最初あんだけ東京嫌い言ってたのに結局嫌いちゃうんかい...!」って感じの、めっちゃツンデレでジェラシー。なかなかに錦戸さんらしい。めちゃめちゃイケてます。



さて、ソロデビューしてからのワンマンでもこの曲を披露しているのですが、関ジャニ∞のTokyoholicと結構違いが表れています。

関ジャニ∞のTokyoholicは、ザ・テレキャスのシャキシャキ感と、とにかく叫び倒すようなボーカルと、キメるところはしっかり目立ってくるベースと、安定感を支えるドラムと。

元々あまり揃った声質ではない関ジャニ∞でしたが、それがプラスに働いて、いい意味でごちゃごちゃした音の塊が、ライブで大きなウェーブを作っていました。


対して錦戸さんのソロバージョン。(残念ながらライブにはいけていませんが...)

公式instagramなどでupされている動画では、全体的に結構丸まった音色になった印象。

ベースを中心に低音を強化して、でもインスト系は全体的に控えめ。とにかくボーカルを聴かせたい、という感じ。

それぞれの楽器やボーカル・コーラスの技術が底上げされたからこそ、きちんと揃った音の粒が、関ジャニ∞のファンとしては少し物足りなくも感じてしまう...。


「錦戸亮が作りたかった音はこっち」だったのか、

「その時の状況に合わせた見せ方・音作りを意識した」までなのか。

まあどっちでもかっこいいんですけどね。


ノマド

ソロ活動の皮切りに発表されたこの曲。

この曲の特徴としては、錦戸さんの感情が表れていることじゃないでしょうか。


これまでの錦戸さんの曲は、「見映えがいい」曲が多かったんです。

曲に自身の想いをのせる、というよりも、彼のかっこいいと思う曲を作る、というイメージ。そこに彼の考えが乗っかっていることはあっても、強い想いやメッセージを曲に乗せていると感じることは、さほどありませんでした。


しかし今回の曲は、ソロ活動を始めた錦戸さんの決意というか、前に進みたいという推進力のようなものが、強く感じられます。

新しい世界に足を踏み入れたワクワク感と、どんな困難にも立ち向かって行けるような自信と、不安な気持ちを拭うように前に走って行きたいという強い想い。

すばるくんが関ジャニ∞を脱退してから、頻繁に使うようになっていたがなり声を減らし、爽やかで少しアイドル感も残るようなサウンドでまとまっています。


この、どんなことがあっても挑み続けるという決意、

自分の良いと思った方向へ突き進む強い力、

大きいものに巻かれないという決心、

そういった境遇にいる彼自身のありのままを、そのまま表現することが、彼が考えた、これからの「錦戸亮ブランディング」なんじゃないかと思うんです。



...少し熱が入ってしまいましたが。

自分の「いい!」と思った方向に突き進んで切り開いて行く強い行動力が、私にはとってもカッコよく見える。

これからも、そんな錦戸さんのキラキラした刺激、これからも拝借いたします。


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