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【モルディブ】ギリ ランカンフシ 宿泊記

モルディブ

透き通った青い海と、豪華な水上ヴィラ。
南国リゾートの全てが詰め込まれたモルディブ。

「島々の花輪」と表現されるこの国はインド洋上、26の環礁に1,000以上の島で成り立つ諸島国家です。

モルディブの観光はちょっと特殊で、基本的には「1島1リゾート」制が敷かれています。
〇〇島はフォーシーズンズ 、〇〇島はリッツ・カールトン、みたいなイメージ。
ぶっちゃけ観光地は皆無に等しいので、皆リゾートステイを満喫しに来るわけですね。

さらに面白いのはリゾートだけでなく国の機能についても島ごとに異なる役割を持っていること。
空港の島、首都の島、さらにはゴミ処理の島まであります。


専用ボートから始まるリゾートステイ

今回、私たちが宿泊するのは北マーレ環礁に位置する「ギリ ランカンフシ」というリゾート。
エコフレンドリーを標榜するラグジュアリーリゾートで、首都の島(マレ)や、空港島(マレ国際空港)と同じ環礁内に位置する便利な立地です。

空港に到着したのは夜。
専用シャトルボートに乗り換えてリゾートへ向かいます。

ボートの名前は「Gili Goes Quickly」

このリゾートのコンセプトは「No News No Shoes」
リゾート内では基本的に裸足で過ごすので、ボートに乗り込むと靴を没収されます!笑

袋にしまわれたシューズ

ギリ ランカンフシ

空港島からギリランカンフシまでは20分程の船旅。
リゾートによっては水上飛行機を使うパターンもあるのですが、その場合は空港島に前泊が必要だったりすることもあるので要チェックです。

ウェルカムドリンクを頂いたり、通り過ぎていく他のリゾートの灯りを眺めていたらあっという間に到着。

到着時は夜だったので、後日撮影した日中の写真でリゾートをご紹介していきます。

リゾート自体は徒歩で回れる小さな島です。
簡単に一周できるくらい。
島内(陸地部分)にはカジュアルなメインダイニングや、シグネチャー和食ダイニング、アウトドアシアターやテニスコートが常備されています。

メインダイニングの側にあるワインセラー
素敵な個室つき
アウトドアシアター
上映曜日は縛りがあったはず…
テニスコート
人工芝なので虫嫌いも安心

オーバーウォーター・バーは海に浮かぶ水上カフェ。朝から夜まで軽食、ドリンクを楽しめます。
ピザが美味しかったな。

Overwater Bar
海にダイレクトインできちゃいそうなシート
おすすめは海に突き出た屋外シート
トロピカルなカクテル&モクテルが揃っています


リゾートは言うまでもなく360度海に囲まれているのですが、贅沢なことにプールも完備されてます。

海と繋がってしまいそうなプール
プールの方は淡水

リゾートのどこにいても本当に絵になる…実物を見ないとなかなかこの感動は伝えきれません。

リゾートの至る所にハンモック
ボートが発着するジェッティ

水上ヴィラ

ギリランカンフシのお部屋は水上ヴィラのみ。
基本的にヴィラは2階建てでルーフトップ付きです。

私たちは先端の方ではなく、島寄りのヴィラをあてがわれました。景色はどこの部屋も綺麗なので島に近い方が利便性は高いかも。

1室200㎡超えの水上ヴィラが並ぶ

ギリランカンフシはエコラグジュアリーを標榜しているので、外観も内装もどちらかというと素朴でナチュラルなテイスト。もちろん全然安っぽさは感じません。

ヴィラの中
リビングルーム

むしろこのウッディな造りがモルディブの景色にマッチしていて最高です。

ブラインドを上げれば大きなバルコニーが出現

ヴィラのリビングはかなりオープンエアな設え。
バルコニー側に窓や壁はなく、ドレープ式のブラインドを上げればもはや半屋外状態です。

一方で、安心感のほしいベッドルームは完全室内でしっかりとした造り。夜は波の音を聴きながらぐっすり眠れます。

右側がベッドルーム
ベッドルーム(夜撮影)
フィッシュボーンなランプスタンド

バスルームはかなり広く作られています。
バスタブもダブルベイシンも余裕がありすぎるくらいの広々サイズ。
お風呂からはもちろん海を眺められます。

バスルーム(夜撮影)
ビューバスからの絶景

バスルームで面白いのはシャワールームの位置。
なんとシャワールームに向かうには「橋」を渡らなければいけません。橋の下は海です笑
手すりを乗り越えればドボンできちゃいます。

この「橋」の先にシャワールームがあります

最後にルーフトップバルコニー。
ここもまためちゃくちゃ広かった。
周りに高い建物が一切ないので景色も抜群です。

ルーフトップからの景色
島を見渡せます
ヴィラ周辺はかなり遠浅な海
もちろん潮位の変動はあるので油断禁物です


ヴィラ前のハンモック
何時間でもお昼寝できます

シグネチャーダイニング「By the Sea」

夕食のおすすめはシグネチャーダイニングの「By the Sea」。ディナー時のみオープン。
和食レストランです。

全ての席から海を眺められる

確かコースメニューをチョイスした気がします。
先付けから焼物、お寿司などなど、若干のイマジナリー和食もありましたがどれも美味しかったです。

握りにカリフォルニアロール
ぶりの照り焼き
寿司カウンターもあります
背もたれが魚柄でかわいい

ドルフィンウォッチング

もちろんビーチでまったり過ごすのも至福なのですが、ギリランカンフシではアクティビティも充実しています。
その一つがドルフィンウォッチング。
事前にイルカの生態などについてレクチャーも受け、ボートに乗り込みます。

曇り空の下、ドルフィンウォッチングに出発

どれくらいの確率で出会えるものなのか気にしていたのも束の間、早々にイルカと遭遇。

ボートに並走して泳ぐイルカたち

ここで見る事ができたのはハシナガイルカ。
ハシナガイルカは英名で「Spinner Dolphin」といいます。英名の由来はずばりこれ↓

フィギュアスケートばりのスピンジャンプをキメる

ハシナガイルカはくるりとスピンしながらジャンプするんです。しかも結構サービス精神旺盛。
ボートの周りで何度もジャンプしてくれました。
(写真はあまり上手く撮れなかった…)


朝食(メインダイニング)

滞在中、朝食は基本的にメインダイニングで頂きます。ここには特に気さくでノリの良いスタッフが揃っていて明るい朝を迎えられます。

種類豊富なペストリー
シリアルやフレークはココナッツのボウルに
メインはオーダー式
こちらも相当バリエーション豊かなので長期滞在でも飽きません


おわりに

今回は人生で2度目のモルディブ旅行だったのですが、実は前回のモルディブ滞在では食あたりで死にかけました…(こことは別のリゾート)
そんな経験も踏まえて、モルディブにおいてはリゾート選びが全てだと改めて実感。

ザ・モルディブな景色

一ミリも街歩き要素はないし、本当にリゾートでのんびり過ごす人向けの国ですね。
ショッピングやカルチャーも楽しみたい!そんな方はやっぱりハワイとかプーケットの方がおすすめかも。
普段の喧騒やあくせくした日々から解放されたい!そんな人にはドンピシャでハマること間違いなしです。

私たちからは島の反対側に位置しているヴィラ
こちらはジェッティが二股に分かれていました


そして繰り返しになりますが、モルディブにおいてはリゾート選びが旅行の質、満足度に直結します。
コスパなんて無視して間違いのない満足を求めるならばギリランカンフシは最高のリゾートです!

ヤドカリ遭遇率高め
夜のジェッティ
チェックアウト後、ボート搭乗間際
最後まで鮮やかすぎる景色…

また仕事に疲れ切ったらモルディブでリフレッシュしたいと思います。おわり。

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