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夜の帷が降りる頃、
西の空に
やけに明るく輝いているのは金星だった

剃刀の刃のような
鋭い月の傍らで
乙女座を優しく照らしているのだという

そんな時
私は自分の部屋にいることを知る

我々が知っても知らずとも
彼らはそこにいる
予め定められた
精巧なプログラムに従って
現れ、去っていく

調べ、韻律、
そんなものは知らない
それでも私は描き続ける

私の心は休けい中
飛び上がったり、落ち込んだり、
何かを感じるには
あまりにも疲れている
今ただ、
死んだように
その身を横たえている

その間も
プログラムは滞りなく運行している

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