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創作スランプから脱却した話

私は物書きをしております。

きっかけはある人の作品を褒めたらその人に一緒に書かないか誘われたから。

しかし執筆経験も、読書歴も無い私に小説を書くのは極めて難解でした。

多くの人からアドバイスや励ましを受け、たくさん本を読み、なんとか完成させる事が出来ました。

スランプへ

そして1年かけて自信作「ヒステリック・ヒストリー」を見せたところ、かなり酷評されました。
軽く体調を崩し、しばらく書くことから逃げました。

私はすっかり自信を失い、完成したときには世界一面白いとすら思えた自作小説が逆に恥ずかしい、黒歴史に思えてきました。

それでも書くのが好きで、TapNovelというサイトでも、ノベルアッププラスというサイトでも小説を公開するも大してウケず。

閲覧数そのものも多くなく、自分は「つまらない」人間なんだな、と思いました。

友人の言葉

私の作品の評価はまあまあ面白いとか普通に面白いとかそんなもの、と友人にこぼしたんです。

すると友人は「芸術に正しいとか正しくないとかそんな物差しはないから好きに表現するといいよ」と言ってくれました。

そしてまた別の友人が、「自信が無いのは不足を自覚してるから。努力をして自信を埋めるべし」とアドバイスしてくれました。

自信を埋める

それから他の人の作品も読み、自作小説を見直し、書き直しました。そしてフィードバックを積極的に頂き、それを受け止めてまた書き直しました。

ときには自信作の短編をまた1から書くよう言われることもありました。しかしそれでも書き直し、そして納得せず、また新作ハウツーラブを書きました。

しかしハウツーラブも伸びない。閲覧率が平均24%なのに対し僅か7%でした。

そこで何が足りてないか何度も見返し、加筆し、納得がいったころに宣伝してみました。

ランキング1位へ

すると今朝、拙作ハウツーラブが公開から5日後にSFジャンルで1位になったとのメールが届きました。
嬉しい報せはこれだけではありませんでした。

ノベルアッププラスでも「黒歴史」に思っていた拙作ヒステリック・ヒストリーが1位になっていました。

ランキング1位になれたのは一瞬のことではありますが、未だに実感が湧きません。

スランプ脱却に必要だった事

まず受け入れる。現状の評価を受け入れる事です。自分から逃げてもしょうがありません。

次に努力。特にフィードバックを頂くのは実に有意義なことでした。

そして自信がついたら宣伝。見てもらわなければ始まりません。

まとめ

こうして私はスランプを脱却する事が出来ました。
今後も天狗にならず頑張ります。
スランプ気味の方の参考になれば幸いです。

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