カナダ留学日記①~私が留学を選んだわけ
はじめまして!
私は2024年7月からカナダ・バンクーバーにて1年間の留学をしています。
留学前の準備や留学中の出来事、将来についてなど気ままに記録していこうと思います。
まずは自己紹介をかねて、私が留学を決めた背景についてまとめました!
自己紹介
私は大学卒業後、日本の食品会社で4年間正社員として働いていました。
主に接客業をしつつ、企画や商品開発などを経験しました。
そして現在は退職してカナダへ渡航中です。
留学を決めた3つの理由
会社を辞めてまでどうして留学しようと思ったのか、留学を志したきっかけは大きく分けて以下の3つです。
1.海外生活への憧れ
元々小さい頃から英語を習っていた影響で、学校では英語が得意なほうでした。私の小学校時代は英語の授業はほとんどなく、ほぼ全員が中学校から英語を学び始めていました。他より早くから英語を習っていたおかげで周りより少しだけ自信のあった英語をさらに伸ばしたいという思いが
「いつか英語を話せるようになりたいな」→「英語圏で暮らしてみたいな」
という漠然とした憧れに変わっていきました。
2.大学時代の後悔
高校卒業後は地元の大学に進学しました。
学部の専攻とは別で留学必須の英語コースを履修し、1年次から大学留学を想定した授業や様々な文化について知る授業を履修していました。
そして3年次の春におよそ3か月のアメリカ交換留学を経験しました。
あれ? 3か月って交換留学と呼ぶにはちょっと短くない?と思った方!
そうです、私の後悔はここにあります。
そもそも申込・選抜時点では10か月の留学を希望していました。
しかし、当時TOEFLの点数が思うように伸びなかったこと、本専攻の科目履修の兼ね合い、できれば4年での卒業、交換留学先の制度変更の都合などが重なってしまい、結果として3か月留学できる大学しか選択肢に残っていませんでした。
3か月間のアメリカ生活自体は全く後悔はしていません。
このタイミングでないと出会えなかった友人や景色に出会えました。
ですが、
「もう少し長く滞在すればもっと英語が伸びたのかな」
「3か月あっという間で旅行気分で終わってしまった」
というもやもやがずっと残ったままでした。
3.キャリアチェンジ
心のどこかしらにもやもやを抱えたまま、大学卒業後は海外事業部のある食品会社に就職しました。主に日本食を製造販売していて、日本文化をもっと海外に広めたいという思いがありました。
ところが入社した年はまさかのコロナ1年目。
希望していた海外事業部は実質解体状態。
通常出勤すらままならない状況が続き、海外はおろか近所のスーパーすら気軽に出歩けない日々に様変わりしました。
耐えること3年、ようやくコロナが落ち着いてきた社会人3年目の春、少しずつ移動制限がなくなり海外にも行けるように変わってきました。しかし、コロナが残したダメージは大きく、海外事業部が復活する兆しは全くありませんでした。
そんな時、外国の方が勤務先に買い物に来られて、英語で接客する機会がありました。留学後TOEICの勉強以外で英語に触れていなかったので、たどたどしい英語でなんとか接客をしました。ただ、私が英語をもっと話せればもっとうまく日本食の魅力を伝えられたんじゃないか、という後悔でいっぱいでした。これが引き金となり、
このまま会社に居続けて私は後悔しないだろうか?
働きながらでも英語の勉強はできるけど、私はそれで満足できる?
と、自問自答した答えは”NO”でした。
実はここから会社を辞めるのに1年近くかかった話はまた別で書こうかなと思いますが、このようにして社会人留学を決意し今に至ります。
振り返り
こうしてまとめてみると、小さいころからの憧れを叶え外国で生活している今この状況はなんて貴重なのだろうと改めて感じました。
今までの後悔、予期せぬパンデミックなど、全てがスムーズにいかなかったことが結果として今の留学生活につながっています。もう二度と来ないだろうカナダ生活、一日も無駄にできないぞ!と自分を鼓舞するきっかけになりました。
留学で知り合った友達に聞いても、来た理由や背景は千差万別。
きっとこれを読んでくださっている方は少しでも留学に興味がある方が多いのではないかと思います。
何か理由がないと留学できない訳ではないけど、日本での生活を投げ打って海外生活することは大きな決断が必要です。
私自身、キャリアチェンジと大層なことを書いていますがこの先どうするかまだ分かりません。分からないまま、ただ人生で留学しなかったことを後悔したくなくて渡航しました。
自分の選んだ道を正解にしていくしかない、と私の好きな既に卒業したアイドルも言っていました。
少しでも迷っている方へ、留学してる人の中にはこんな人もいるよ、というのが伝わればいいなと思います。
次回は私のこれまでの英語力について投稿しますので、よければ合わせてご覧ください☺