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『注意しても人は変わらない?』反発されずに業務改善する考え方

いきなり人を注意すれば反発を招きます。

理由はあなたにとっては、マウント取ってでも注意したい内容なのかもしれませんが、相手にとってはどうでもいいからです。

しかし、相手から話を聞いてほしいというタイミング。

これは相手が何かで悩んでいる。なにかを解決したいという表れです。

相手の悩みを解決してあげてから、うまく改善してもらいたい部分について説くことができれば、素直に話を聞いてくれる確率が高まります。

ただし、注意すれば必ず改善されるわけではありません。

今日は、前回の記事の続き、ここについて語っていこうかと思います。

結論から話すと、注意すれば一時的に改善するかもしれませんが、基本的には改善しません。

もちろん、改善するパターンもあります。

この記事では、改善しないパターンとして解説していきます。

改善しない場合、

仕組み化する
相手の事を理解し自分が変わる

この2つで対応します。

仕組み化する

簡単に説明すると、あるPCの入力作業で、同じミスが何度も起こっていたとします。

同じミスが何度も起こるということは、なにか原因があるから同じミスが起こります。

ここで、

何度も同じミスをするな!

と言ったところでなにも改善しません。

むしろ逆効果になり、反発されます。

相手が人の話しを聞く姿勢になった時に、ここのミスがなくなるようにしようと伝えたとしても、一時的に改善するだけでまた同じミスを繰り返します。

なので、SEなどに依頼して、業務の簡略化をするなど、システムごと変えてしまえば改善されます。

基本的に業務上の事に関しては、注意するより仕組み自体変えてしまった方が、効率がよくなります。

注意するって否定されてるって相手は思ってしまう時があります。

否定に関しては、こちらの記事に詳しく書いてありますのでご覧ください↓

相手の事を理解し自分が変わる

人間の脳はすぐに忘れます。

特に楽しかった思い出は簡単に忘れます。

相手にとってどうでもいいと思われていることを注意したとしても、あまり聞いていないかもしれません。

しかし、自分が辛い、嫌だと思った事は根に持ちます。

注意されて根に持てば、あなたの言う事を素直に聞いてはくれなくなります。

例えば、両親が他界した翌日に、「仕事なんだからちゃんとしろと」注意されたとします。

こんなことをすれば、確実に反発を招くはずです。

人が10人いれば10人全員、歩んできた人生が違います。

自分のことを完璧に理解してくれる人なんていないでしょう。

また、相手の特徴である気質を変える事はできません。

この気質は、一生変える事が出来ないと言われています。

人間の脳は3歳までに80%、6歳までに90%、12歳までに100%完成すると言われています

この期間に暴力などを受けて育ったりすると、脳が変形してしまい、なにかしらの障害を持ってしまったり、人に感謝する事が出来ない大人として育ってしまう傾向があると言われています。

この時、具体的な思考や感情、行動のパターンができあがります。

詳しいことに関しては、こちらの記事をご覧ください↓

脳が変形して反応が鈍い人に、素早く動いた方がいいとアドバイスしても、あなたが思い描いているスピードを求めることはできません。

論破して、強引に叩きのめしたとしても根本は一生変わりません。

そのため、注意しても直らないな?と思った場合、

結局は自分自身が変わるしかありません。

相手を注意して変えるのではなく、自分自身を変えてしまいます。

自分が変われば、相手の行動も変わります。


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