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〜会社で働く俺がジャズを愛する俺を食わしていく〜

〜会社で働く俺がジャズを
愛する俺を食わしていく〜



おはようございます‼️
まっさんです^_^
明けましておめでとうございます
本年もよろしくお願い致します


年末年始は
いかがお過ごしでしたか?



まずは石川・能登地震
羽田空港で被害に遭われた皆様へ
心よりお見舞い申し上げます

胸が痛いのですが
深呼吸して


1日も早く
落ち着かれます様に
願っています



----------



それでは
今年はじめの
まっさん講座
よろしくお願い致します^ ^




僕の年末は
宮崎から熊本→福岡→山口
→岡山→大阪→愛知と
西日本、日本の半分を
車で移動しながらお仕事して
みました。



えっと、、、(*´∀`*)
正直かなりキツイ
そして、費用は飛行機代より高い!笑




でも
やって見たかった
んですよ



実験です♪
何より無事に
実験が終わって
良かったです笑笑




2024年も
どんどん学び&実践
していきましょうね!




新年も
学びの世界へ
let's go




今日は一年のはじめですから
働くことについての
深く考えてみましょう




最近は
投資ブームですが
忘れてはいけないのは
自分投資です



自分に投資をすることは
未来の自分を救って
くれると信じています^ ^



間違いない!




こちらも師匠の
中村信仁さんから
読むように言われている



仕事の思想
〜なぜ我々は働くのか〜
田坂広志著


すごく
読みやすく
働くことの視座が
上がる内容で
良書です



視座が
上がることで
話す言葉も
周りの環境も
どんどん変わって
好循環が生まれます


 
今日は少し
長編ですので
コタツでゴロゴロしながら
ぜひ、じっくり
読んで頂けたら
嬉しいです^ ^



田坂さんは
こう話します



今の世の中で
目につくのは
貧困な「仕事の思想」です


いかにして
仕事の世界で生き残るか?

いかにして
安全で楽な仕事を見つけるか?

パンを得るため
だけの手段なのか?


すごく
低い思想


今の日本に
とって必要なのは
深みある「仕事の思想」が
求められている


と、話します



田坂さんの
本の中の
2人の物語から
深掘りしていきましょう




⚫︎思想
〜現実に流されないための錨(いかり)〜



ここからは
本の内容を抜粋致します



ある友人の
就職が決まりました


同じ大学で
教育学部だったので
多くの学生がその道を
歩むように
彼もまた、教職の道を選びました


しかし
彼が就職先として選んだ
高校の名前を聞いて
驚きました


それは
彼が選んだ
高校は


エリートが集まる
受験校でも無ければ
裕福な家庭の子弟が集まる
名門校でな無かった


彼が選んだのは
もしろ逆の評価を得ている
高校だった


落第、退学、非行、校内暴力



私は聞きました


「君も、あの高校の
悪い評判は聞いているだろう
それなのに、なぜ君は
あの学校を選んだのかい?」



その時
彼は言いました



「たしかにあの学校は
非行や校内暴力が
問題になっている学校だよ、、

だけど、そうした学校にこそ
本当の教育が必要なのでは
ないだろうか」


その友人の
言葉を聞いて
私は深く考えさせられました


なぜ我々は働くのか?
そのことを
考えさせられました


なぜならば
その友人は
そのことに対する
明確な答えを持っていました


学友たちが
経済的な報酬や
将来の地位が約束された
道を選んだ中で
あえて、そうした
道を選んだ彼は


「なぜ、我々は働くのか?」


という問いに対して
彼なりの明確な答えを
持っていたからです



あれから
四半世紀の
歳月が流れました



その友人とは
それ以来
一度も顔を合わせていません



ふと思います
彼は今もなお
あの高校で
あのころの気持ちを失わずに
教職の道を歩み続けているだろうか?



もしかしたら
彼はすでに変わっているかもしれない
やはり現実の壁に突き当たって
いるのではないだろうか?


社会の現実は
青春時代や
ロマンチシズムや
ナルシシズムを
生き残らせてくれるほど
なま優しいものではない


そのことは
現在の社会で働く
多くの人々が
深い挫折感とともに
続けてきたこと


でも
彼はきっと
あのころの気持ちを
持ち続けて
困難な教職の道を歩み続けて
いるのではないだろうか?


私は
なぜか、いまも
そう信じているのです


何故ならば
あの時
彼の言葉から
伝わってきたものは


決して単なる
青春時代の甘いロマンチシズムや
ナルシシズムでは無かったように
思われたからです


それは
人生の困難や
苦労によって
たやすく風化して
しまうものではなかったと
思われるからです


あの時
彼の言葉から
伝わってきたものは
まぎれもなく「思想」でした


彼はそうした
仕事の思想を
こころに抱くことに
よって


それを
"錨(いかり)"
にしようしたのでしょう



現実の
荒波や潮流に
流されてしまわないように
するための
「錨」を求めたのでしょう



なぜ
我々は働くのか
その問いを、胸中深く
問い続けることです

しかし、この問いに対して
誰も答えを教えてくれません



だから、この問いに
対しては
私たち自身が
日々の仕事に取り組みながら
「自分にとっての答え」を
見つけていかなければ
ならないのです


--------------


この最後の
言葉


"自分にとっての答えを"


日常の実践の中で
見つけ出していく


大事だと感じました




⚫︎〜会社で働く俺がジャズを
愛する俺を食わしていく〜


もう1人の方の
エピソードを
見てみましょう



大学を卒業する頃です
私の友人で
商事会社へ就職を決めた
友人が居ました


ある時
彼とお酒を飲んでいると
酔った勢いで
私にこう語りはじめました


「俺は本当は
就職などしたくなかったんだ
俺はジャズが好きだった
だから、本当は
ジャズの道で生きていきたかったんだよ
だけど、それでは
飯を食っていけない

だから、給料の良い会社に
就職した。
これからは、会社で働く俺が
ジャズを愛するもうひとりの
俺を食わしていくんだ」



その彼の姿は
心は


自分の好きな道は
決して捨てないぞ!
という決意の表れでした



それから
3年が経ちました


彼は
一人前の若手商社マンに
なっていました


久しぶりに飲みに行き
昔のように
2人でジャズクラブで
楽しみました
お互いに仕事の話は
しませんでした


私は彼に
聞きました


仕事の調子はどうだい?


彼は、間をおき
言いました


「それが困ったことに、、、
仕事が面白くなってきて
しまったんだよ、、、」


彼の表情が
印象的でした


-----------


それから
更に7年が
経ちました


彼は
10年選手の
商社マンと
なっていました


また、久しぶりに
彼に会いました


すぐ
彼は言いました


「最近になって
ようやく仕事が見えてくるように
なったんだよ
振り返れば、昔は
見えてなかったことが
沢山あったなあ

今は、仕事の裏の動きや
仕事の先の展開が
いやになるほど
よく見えるんだよ

仕事をどう仕掛ければ
よいかが
よく分かるようになったよ
だから、ようやく
やりたい仕事がやれる様に
なってきたんだ」


そうした
彼の発言を
聞き、私は


彼がひとりの
ビジネスマンとして
その能力を開花させることを
感じました


しかし
その時は
彼の口からは
ジャズの話は
聞かれなかったのです

---------

そして
更に5年の月日が
経ちました

彼は
少人数といえども
部下をあずかる身と
なっていました

その彼と
一杯やりながら
話をすると
仕事の話題になりました

この時も
彼の成長を感じたのです

彼は何気なく
話ました

「仕事というのは
こころを込めてやれば
何でも面白いよ、、」



その言葉に
彼の精神の成熟を
感じました


若い時代の彼とは違う
精神に深みを増した
彼の姿を私は見たのです



そして
更に10年の歳月を経て
いま、どのような道を歩んで
いるでしょうか?



彼は
商事会社で
商社マンというお仕事が
「天職」であるかのように
活躍しています



仕事においては
上司や顧客から信頼され
職場においては
同僚や部下から
頼りにされ
ひとりの熟練
マネージャーとして
活躍しています



彼の噂は
他の知り合いからも
聞くようになりました



「あいつは
夢のある奴だよ
そして、あいつは
志をもっている
うちの会社にはなくては
ならない奴だよ、、、」



50の年齢を
迎え
人望と力量を
ともに身につけた
マネージャーに
なっています


外見は
髪が薄くなり
歳をとったものの


その内面は
昔通り
熱い思いで
満たされているようです



だから
最近の彼の姿を見る時


私はかつて彼が
語っていた言葉を
懐かしく思い出すのです


「これからは
会社で働く俺が
ジャズを愛する
もうひとりの俺を
食わしていくんだ」


その言葉です
懐かしい、その言葉
そして、私はこう思うのです



彼は、目的地に
到着した



25年の歳月を
費やして
遠い旅路を歩み
そして、ひとつの
目的地に到着したのです



それは
かつて若き日に
彼が思い描いた 
目的地ではありませんでした



けれども
それは
まぎれもなく
ひとつの素晴らしい
目的地だったのです




-------


田坂さんは
こうまとめています



この
エピソードを
お伝えしたのは
ひとつのことを
考えていただきたかった




仕事の報酬とは何か?




誰にとっても
最初に見えてくるのは



"仕事の報酬は給料である"


これが
最低ラインの思想



そして
仕事に真剣に取り組んで
いくならば
給料の世界を超えて
何が見えるようになってきます



次は



"仕事の報酬は能力である"
という世界



少しずつ
仕事のスキルや
ノウハウが身について
いきます



更に
仕事の能力を
磨いていくと
次の世界が見えてきます




次に見えるのが



"仕事の報酬は、仕事である"
という世界



自分のやってみたい
仕事ができるように
なってきます
自分の企画に対して
社内の関係する人が賛同してくれる


「ようやく
やりたい仕事が
やれるようになったきたんだ」



という言葉は
まさに仕事の報酬は仕事である





そして
更に成長や
難しい困難も
乗り越えて見える世界
それは




"仕事の報酬は、成長である"




単に仕事の
スキルやノウハウではなく
人間としての成長
つまり



こころの世界が
見えるようになってくる
ということ



顧客の気持ち
職場の仲間の気持ち
相手の立場や
何に困っているかが
分かる様になってきます



見えなかった世界が
見えるようになる体験も
また人間にとって
本源的な喜びです




--------




仕事の報酬としての
給料や地位は



給料を使い
地位を退けば
その報酬は失われます


身につけた
能力も時と共に
腕が落ちるでしょう



そして
必ずしも
自分が思っているような
お仕事で報酬を
得られないかもしれない


現実の社会での
仕事である限り
様々な困難や障害に
突き当たることもあり
それが成し遂げられるとは
かぎらないからです



しかし


"人間としての成長"


という報酬は
決して失われることが
ない報酬なのです



仮に挫折したとしても
かならず
人間というものは
成長していくことが
出来るからです



だから
私たちは
人間としての成長
という報酬を
見失わないように
しなければなりません


忘れてはいけない思想



しかし
その世界が
見えてきた時に
気づきます



それは


実は、古くから
優れた仕事を残してきた
人々の多くが
見えてきた世界だった事に
気づくのです


その世界が見えるように
なってきたとき
初めて、私たちは
深みのある
「仕事の思想」を身につけて
いくことができるでしょう




------


いかがでしょうか?



自分でも
記事をまとめていて
思ったのですが



深い、、、
言葉ひとつひとつが
とても深いと感じて



こんな人生を
送れたら


とても
魅力ある人生だなぁと
感じました



会社が無くなったとしても
挫折したとしても
必ず人間としての成長がある



その高い
"仕事の思想"を持つこと
が大事だと学びました



2024年
最初の記事は
働くことについての
考え方の学びでした^ ^



仕事の思想
〜なぜ我々は働くのか〜
田坂広志著



おすすめ本です♪



自分だけの碇(いかり)と
人間的報酬(心の成長)
そこのゴールだけ
しっかりして
日々を向き合っていた先に



生き方というが
見えてくる気がします



今回
旅をチャレンジ
したのですが


お店や
ホテル
接する人


地域や
方言も違う
素敵な人が居て


福岡にも
北九州にも
山口にも
岡山にも


"人が居る"


ことを
肌で実感出来ました


飛行機では
絶対感じられない
感情



お金の値段だけで
価値を判断しては
いけませんね^ ^



人にとやかく
お伝えする前に



自分自身が高い
思想を持ちつつ
どんどん行動を
意識していきたいです^ ^



2024年も
みなさん
どんどん実験して
素晴らしい一年に
していきましょうね♪



いっぱい
パワーを送ります^ ^



今日の
学びタイムは
終了です



最後まで
お付き合い頂き
ありがとうございました





まっさん

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