情報ピエロになるな！

狂気とは即ち、同じことを繰り返し行い、違う結果を期待することとアインシュタインが言ったとか、最近は言ってないとか・・・でも真理ではあると思う村上です。

＠鷺沼発マネーコンサルティングスラッシュオー兼資産バランスプロジェクト

さて、株式の乱高下が続いております。証券会社は「チャンスです！」といって更なる買い増しを求めるでしょうし、保険会社は「だから積立なんですよ！」と言うでしょう。まぁこれらのポジショントークは置いておいて、なるだけ自分の頭で考えたいと思う昨今です。

※立ち止まって先々考える時間も大切でっせ！

株も経済も美人投票論的側面はある

以前、株式は「美人投票論」だと言う話をしました。もう少し進んで考えると、経済自体が美人投票論的な側面があるように感じます。

思い起こせばバブル経済も全員が土地の価格は上がり続けると思ったから、土地の価格は上がったわけです。1990年の総量規制で今度はみんなが「おっとやばくね？」と思ったからバブルは崩壊しました。

そう！みんなが思うと経済を動かしてしまう事があるのです。
しかし、みんなと同じ行動をしても利益が出るわけではないのは皆さま感じてるところだと思います。では、大切なのはなんでしょうか？

事実と相手の考え（予想）と切り分けてみよう

そのために今の株価の話に戻します。大切なのは事実です。例えば

・日経平均が1月17日が高値で約2ヵ月下がっていること。

・今年の最安値を更新していること。

・日銀がETFの買い増しをしていること。

等々です。

「今年の最安値を更新しています。だから買いましょう」

これ、冷静に考えればおかしいことです。

今年の最安値を更新しています←事実

買いましょう←提案or営業の考え

でしかないのです。

しかしなぜか大切な事実が忘れ去られ、悪い予想（大概は検討外れ）だけが大きく流れていきます。

トイレットペーパーもそうですが、その前の事実はまったく流れてきません。

最後に

でもわかる！恐怖はその分別を無くすんです。

だからこそ、悪い予想でも楽天的な予想でも良いんです。まず、その予想に至った事実に目を向ける習慣にしてください。

P.S.半分間違いは、最後に話に乗った人はバブルの最後に土地買うようなもんです。それならば、話に乗らない方が良いから間違いです。

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