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お久ぶりです!金融メディア「Money Bridge」を運用する本郷マサシです。

みなさん、どのくらいお金を貯めてますか?

ちなみに日本人は平均的に400万円強蓄えているらしいです(2人以上世帯の中央値)。

また、1億円以上を持っている人は「富裕層」。「アッパーマス」と呼ばれる金融資産3000万円以上は4人に1人だそうです。

ウラヤマシイなあ~
でもそんなの他人事だわ~、HI TO GO TO‥‥

とは思ってはいけません。最初の一歩として、まず頑張って1000万円貯めることができれば、その先に選ぶ運用方法次第で決して手が届かないハードルではないんです。

1000万円で本格投資ができる理由

「本格投資を始めるには1000万円が必要」なのは、なぜでしょうか?

1番目の理由は、選択肢の多様化。50万円や100万円でももちろん資産運用は可能ですが、一部の金融資産(ラップ口座・ヘッジファンドなど)は少額投資では利用することが出来ません。

そこで節目となるのが1000万円。1000万円あれば国内の金融商品はほとんど投資可能であるため、リスク・リターンなどより幅広い選択肢の中からご自身に合う資産運用先を見つけることが出来ます。

2番目の理由はリターン。仮に100万円投資して利回り年3%なら、利益は3万円です。ちょっとした家計の足しになりますが、本格的投資としては物足りませんよね。これが1000万円なら30万円で、そこそこのインパクト(お金が増えている感)が感じられます。

1000万円ほどのまとまった元手となれば、運用方法によってはかなり効率よく資産を増やして行くことができます。

まずは資産運用の目標を決めてから実践

投資もビジネスと同じで、大切なのはPDCAです。つまり、

 運用目標を決め(Plan:計画)
→実際に投資(DO:実行)
→目標と結果を対比(Check:確認)
→反省点を次回に活かす(Action:評価)

のサイクルを毎年繰り返し、運用資産を増やしていくんです。

最初にまず、目標設定
もしあなたが今40歳なら、たとえば「1000万円を65歳までにいくらに増やしたいのか…」など。

少し前に、「人生100年時代は老後資金2000万円が不足する」と警鐘を鳴らした金融庁レポートが話題になりました。仮に1000万円元手に「65歳までに2000万円」を目標とするなら、利率3%弱で回せば達成できます。

「アッパーマス」の仲間入りを目指す方。つまり1000万円を3000万円にしたい場合はどうでしょうか?こちらはハードルがやや高く、年平均利回り4.5%が必要です。

では年3.0%、あるいは年4.5%をめざすなら、ベストな金融商品は何か、投資スタイル別に考えてみましょう。

1000万円元手に年3.0%・4.5%の利回りをめざす!

既出の通り、資産運用において1000万円は節目となる金額。1000万円以上だからこそ利用できる金融商品もご紹介します。

タイプ①:個人で直接購入・投資する】
株・債券・通貨・現物資産(金・石油など)を個人投資家が直接購入します。取引コストは低いですが、投資家みずからの分析・研究が欠かせません。「投資が好き!分析が好き!」な投資家にむいています。

年4.5%をめざすなら、株式中心で運用しましょう。日経平均はここ10年で2倍に上昇、年平均利回りは約8%です。年4.5%は十分狙えるレンジでしょう。

年3.0%の場合は、よりリスクをおさえた運用が可能です。株式を半分程度保有しつつ、リスクヘッジとして残りを債券・現物資産で保有するのが王道とされていますね。

【タイプ②:投資に手間暇かけたくない→投資信託】
仕事や趣味に忙しい方には、投資信託がオススメ。

投資信託は、ファンドが不特定多数の個人投資家から出資を集め、ファンドマネージャーが運用する金融商品。

グロース株式・ハイイールド債などさまざまなカテゴリーの3000を超える銘柄から自分でチョイスしなければいけませんが、購入後はプロに運用を任せておけるので手間がかかりません。言い換えると、セミオーダー型の金融商品です。

一方で、取引コストは割高。しかもプロに任せたからといって、リターンが保証されるわけではなく、リスクはすべて個人投資家が負います。どの投資信託を選ぶか、過去のファンド成績や手数料をじっくり吟味して選ぶ必要はあります。

【タイプ③:投資に手間暇かけたくない→ヘッジファンド】
「投信を選ぶのも面倒だ、全部お任せしたい」という方には、ヘッジファンドがオススメです。

日本ではまだ知名度の低いヘッジファンドですが、相場に影響されない安定した運用利回りは、海外の富裕層だけでなく退職年金を運用する機関投資家などにも高い評価を得ています。敷居が高いと思われがちですが、1000万円あれば日本でも出資可能です。

投資信託との違いはいくつかありますが、利回りの観点では、※絶対収益を追求するヘッジファンドの方がより高い利回り(期待利回り10%ほど)を期待できます。

※絶対収益‥相場の良し悪しに関わらず、いかなる時も利益を狙いに行く。

さて、1000万円の運用に関して、目標とする利回りとご自身の投資スタイルに最も適した金融商品は果たしてどれでしたしょうか。

いずれのタイプをチョイスするか、ご自身の性格や生活スタイルと向き合いつつ判断されることをおすすめします。

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