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【第一回】今も役立つ投資の格言紹介「人の行く裏に道あり花の山」他

こんにちは!金融ブロガーの本郷マサシです。

今回のお題は、昔から言い伝えられてきた「投資の格言」です。

みなさん、「格言なんて古臭いことを!」と鼻で笑いますか?
マサシも投資の世界にデビューしたころは、そう思ってました。

ところがこの投資の世界、さまざまな事態に出くわします。「まさか」も珍しくありません。打ちひしがれた新米金融マンの胸に、格言はジワリと染み渡るのです。

「投資は経験を積んで技術をみがくもの」とされますが、格言には先人たちの経験がつまっています。つまり、格言を学ぶことで先人の経験を投資に活かせるんです。※第1回は「投資成功の方程式」にまつわる格言をいくつか紹介します。(※マサシの心に響いた格言はたくさんあるので、シリーズ化します笑)

◆人の行く裏に道あり花の山
お花見の季節、桜が満開になれば人気とされる場所はどこへ行っても混雑しています。ところが少し裏道に入ってみると、意外な花見スポットがあったりするもの。

株の世界でも、投資家は群集心理で動きがちですが、他の投資家と同じことをしていては大きく稼ぐことはできません。たとえば上昇相場に乗って稼ぐだけでなく、あえてトレンドの転換点を狙っていけばより大きな利益がねらえます。

流れに逆らうのは勇気がいることですが、ときには孤独を愛することも大切。友なき道こそが、成功につながる道なのです

◆市場にいる必要はない◆
毎日チャートばかりを追っかけて値動きに一喜一憂しているようでは、大きな成功は望めません。「虫の目」ばかりではなく、ときには「鳥の目」で大局を俯瞰しましょう
少し市場から離れ企業の業績を分析したり、業界全体の動向をつかむことも大切なのです。

当たるも相場、当たらぬも相場
レアルマドリードのエースとして知られるC.ロナウドでも、実際にシュートが決まるのは4本に1本です。つまり4本に3本は外しているのです。

相場を読み違えて一度や二度失敗したからといって悲観しているようでは、そもそも投資にむいていません。気持ちを切り替えて、次にのぞみましょう。「失敗は成功の母」でもあります。なぜうまくいかなかったのかを振り返り、その先の投資に活かせばよいのです。

遠くて知らないものには手を出すな
マネー雑誌の「これから大化けするオススメ銘柄」。
そんな記事に誘惑されて買ってしまった知らない会社の株…
運よく儲けられればいいのでしょうが、運任せでうまくいくほど投資は甘くありません。

取引所に上場されている4000近い企業は、鉱業・食料品…といったように33の業種に分かれています。投資を始めるなら、得意分野の業種を作りましょう。あまりよく知らない業種には、手を出してはいけないのです。

◆素人がプロに勝てるのは時間である◆
株式市場の売買高において個人投資家の占める割合は2割前後に過ぎず、外国人を含む機関投資家に圧倒されています。

資金力で圧倒される「素人」が唯一「プロ」に勝てるのが時間です。
投資信託の運用マネージャーなどは短期間で成果を求められることが多く、時間的な余裕がとれません。

わたしたち個人投資家は、証券会社・銀行が開催するセミナーへの出席、決算説明会の資料・動画閲覧、四季報の熟読などを通じ、じっくり業種・銘柄分析に時間をかけたいものです。日頃の積み重ねが、イザというときの勝負につながるのです

周りに流されない、失敗から学ぶ、得意分野で勝負する、時間を活かす…
サラリーマン処世術にそのまま当てはまると思いませんか?
成功する投資家は、出世も早いということかもしれません。

次回の投資格言シリーズでは、「相場の読み方」をお届けします!

つづく。

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