見出し画像

学資積み立てがちっとも現実に追いついていない大学受験のお金の話




先日、子の大学受験で家計がもう大変〜!
って話を書いたのですが
↓その話はこちら

確かにある程度覚悟はしてましたし、それなりの準備(積立)も
してたので、けっこうな受験料を支払っても
まあ、なんとか行けるっしょ〜と余裕こいてた私。

願書も出し終わり、試験も終わりあとは発表を待つばかり。
ところが、この大学受験というのはなかなか思い通りにはいきません。

安全圏と言われた抑え校の合格を1校もらいひと安心。次に模試でそこそこイケる判定をもらった学校の発表サイトをクリックすると、そこには不合格の3文字。

「ん?まじ?」
ここは受かるのでは?と本人も期待してただけに
残念な空気が漂います。

さらに後日、別大学の結果を見るとこちらも不合格。
ええ。これはちょっとヤバいのでは?もう後がないよ!と
震えながら開いた次の学校の合否発表ページには…
『補欠』の2文字。

補欠?
ま、まあ不合格ではなかったから良かったね!と
テンションを上げ気味に娘の肩をたたきましたが、
ええと補欠ってどうなるんでしたっけ?
これ、受かるの?受からないの?

とりあえず1週間後に追加合格の発表がありますと
記載されているので、それを待つしかないか…となったのですが…

あれ?

確か既に合格をもらった学校の入学金振込期限って
その発表の前日じゃありません?

そうなんです。
先の繰り上がり合格発表を待たずして、
抑え校の入学金を振り込まなければならないのです。

うわ〜〜〜!そうか、そうなりますか。
で、その追加発表で合格となったら、
振り込んだお金はいわゆる捨て金になるというあの流れですか!

まあスケジュール的に、払う可能性はあるだろうと
覚悟はしていた捨て金システム。
平均20〜25万円払って当然、と聞いていたので仕方ありません。

そう思い、お金を準備をしようと大学側から送られてきた振込用紙を見ると、そこに書かれていた金額が

86万円。

え!?
86万?

25万じゃなくて?

思わぬ金額に一瞬固まります。

どうもこの大学の場合は、半期分全額を一旦振り込んで
もしその後に辞退した場合、60万を返金するシステムらしいのです。
分納も相談可能とのことことでしたが手続き等が煩雑なのと
迫りくる期限にあせりもあって、エイヤ!と振り込みました。

で、翌日の追加発表で繰り上がり合格!
奇跡きた〜と、喜んだのは良かったのですが、今度はその合格した大学から
これまた半期分の86万円を振り込んでね♡と案内がきたので
こちらも慌ててお支払い。

86万円✕2学校分で合計172万円、受験料その他もろもろ合わせると
だいたい200万円ほどのお金がこの1月以内にフワッと消えたのでした。

もちろん後日の60万は返金されましたが、
積み立てがなければ相当慌てたことでしょう。

子供が生まれた当時は、こんな未来の事なんてちっとも実感なく、
一応入っとくかと手軽な積立コースを申し込んでましたが、
はっきりいって全然足りる気がしません。
もっとしっかり計算をしておくべきだった…

いや、あの若かりし新婚時代にそんな余裕ありませんでした。
とりあえず積み立て始めるだけで精一杯。
しかも子は3人おりますし。

子供3人以上の世帯なら、大学費用無償化が適応されるのでは?
って昨今の流れに浮足立ちましたが、実施される頃は
長男が社会人になるので我が家は対象外のようです(涙)
もう数年早くお願いしたかった…ほんと、まじで。
それはもう心の底からそう思う母でした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?