#16 東京大学卒、TOEIC975点の英国駐在員が全力でオススメする英単語帳3選
皆さん、こんにちは！
記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。
今回は、東京大学を卒業して（入学試験は現役合格）、過去にTOEIC L&Rの975点を獲得し、現在は英国駐在をしている私が過去に使用した単語帳の中で、皆さんに全力でオススメする単語帳を3冊紹介します！
私が過去に使用した単語帳一覧
思い出せる限りで、私が過去に使用したことがある単語帳は以下の通りです。
・DUO3.0（ICP）
・システム英単語（駿台文庫）
・速読単語帳 入門編（Z会）
・速読単語帳 必修編（Z会）
・速読単語帳 上級編（Z会）
・ALL IN ONE（Linkage Club）
・TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ（朝日新聞出版）
・実践IELTS英単語3500（旺文社）
上記の通り、大学受験の定番単語帳であるターゲット、速単、シス単、DUO3.0のうち、3つは使用した経験があります。
また、単語帳の類型である、ターゲットに代表される英語と和訳の一対一対応型、DUO3.0に代表される例文型、シス単に代表される例文型、速単に代表される長文型など、様々な類型の単語帳にも触れてきました。
そうした使用経験も踏まえた上で、上記の単語帳の中から全力でオススメする3冊を厳選して紹介します。
全力でオススメする英単語帳3選
DUO3.0
本書は高校生1年生の時から使用する単語帳で、現代英語の重要単語1600＋熟語1000を重複なしで560本の基本例文に凝縮して掲載されています。
DUO3.0の秀逸な点は以下の3点です。
・単語を例文の中で覚えることが出来るため、記憶に定着しやすい
・別売りのDUO3.0／CD復習用で、560本の例文を60分で復習することが出来る
・CD音声を聴くことでリスニング、例文を暗記することでライティングとスピーキングのトレーニングも行うことが出来る
以上の理由により、本書のポテンシャルを最大化するため、DUO3.0／CD復習用は単語帳とセットで必ず買って頂きたいです。
DUO3.0で到達可能なレベルとして、大学入試では偏差値65（旧帝大、MARCHなど）、TOEICでは730点が目安になると思います。
ALL IN ONE
本書は高校生2年生の時から使用する単語帳で、一般教養英語の重要英単語2600、重要熟語・構文1100、英文法の大学入試全範囲が、419本の例文に凝縮して掲載されています。
本書の秀逸な点は以下の3点です。
・単語・熟語，文法，読解，リスニングを一冊で全てカバーしていること
・掲載単語・熟語のレベル、例文の長さ、付属CD音声の速度などは全てDUO3.0を上回っており、DUO3.0と役割が被らないこと
・全例文のYoutube音声が無料で聞けること、iPhone用アプリと文庫本サイズの携帯版が発売されているなど、学習サポートが充実していること
本書で到達可能なレベルとして、大学入試では偏差値70（東大・京大、国公立医学部、早慶上智など）、TOEICでは860点が目安になると思います。
本書は2024年に第5版に改定されます。全ての例文が変更になります。例文に収録される単語・熟語数は１割以上増えます。また、単語・文法共に難易度が上がり英検準1級・最難関大学の合格に十分対応できる内容となります。一方、例文の数は419から390例文になり、全例文の音声は１時間未満になります。
TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ
本書は、通称「金フレ」と呼ばれているTOEIC対策の定番単語集で、TOEICの目標点数別に、600点レベルは400語、730点レベルは300語、860点レベルは200語、990点レベルは100語と合計1000個の見出し語が掲載されています。
本書の秀逸な点は以下の3点です。
・筆者が受験した本番のTOEIC試験で実際に出題された単語を掲載している
・フレーズ形式で単語を覚えられるため記憶に定着しやすい
・TOEICの目標点数に合わせてレベル別に単語を覚えられるため無駄がない
本書の到達可能なレベルはTOEIC990点です。TOEIC対策に限れば本書1冊だけをマスターすれば、語彙力に関しては990点獲得の必要十分条件を満たせるというのが私の見解です。
なお、TOEIC対策に特化した単語帳ですので、大学入試やビジネス英語に役立つような汎用性は期待できません。
終わりに
私は現在は英国に駐在しており、毎日の仕事で大量の英語に触れる機会がありますが、英語をインプットする上でもアウトプットする上でも語彙力（単語と熟語）を鍛えることが極めて重要だと痛感させられています。
今回紹介した書籍は、大学入試やTOEICのスコアアップには勿論、DUO3.0とALL IN ONEはビジネスの現場でも役に立つような書籍になりますので、社会人でこれから英語を本格的に勉強しようという方にも手を取っていただけると幸いです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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