INFJ、家を建てる③

ある程度土地のめどが立ち、設計士さんに間取り図を書いてもらっている段階になっています。

いやあ、悩む・・・。

設計士さんが描く図面なんだから、これが一番住みやすいんだ!と思う反面、「いや、私が思い描いているのはちょっと違うんだよな・・・でもこれって変かな・・・・」の脳内自問自答を延々と繰り返している感じです。

外構も、「いや、こうしちゃうと、宅急便とかが来て家の横の道路に停まると迷惑かな・・・もうちょっと内側に壁を寄せたほうがいいかな・・・」とか思っちゃったり。

こうしたほうがいいかな、ああしたほうがいいかな、というのを、悲しい事に夫と全く感情を共有できないのが辛いです。

何を聞いても、「設計士さんにそう伝えれば?」で終了です。
これでいいと思うの?と聞くと、「このままでいいじゃん」と。
いやいや、もうそれは注文住宅の意味がないというか・・・。
建売でいいじゃんと・・・・。

でも、夫は車が好きなので、数台分のガレージが欲しいとなると、必然的にそれなりに広い土地と注文住宅にせざるを得ないんですよね。

夫は興味がない事には本当に興味がないので、基本「好きにすれば」です。

過程を楽しむ、途中の感情を共有したい私としてはもやもや・・・。


あと辛いのが、これはこの家を建てることに限ったことではないのだけれど、
「相手が楽しそうにしていないと、自分のせいだと思って不安になる」

っていうのが本当に辛い。

だから、夫がいつも通りにしていても、レスポンスがないと、「忙しいのに私が家を建てようなんて言ったからだ」「本当はやりたくないんだ」「私がいちいちうるさいからうんざりしているんだ」と不安が止まらなくなってしまう。

だから、「つまんなかった?ごめんね?」「家でゆっくりしててもいいんだよ」とつい言ってしまい、夫から「いや別につまらなくはないよ」と返され、じゃあなんでそんなにテンションが低いの?!と逆に怒りさえ湧いてきてしまいます。

それで、「そんなに気が乗らないなら来なければよかったじゃん!」等と暴言を吐いて、実際に夫をうんざりさせてしまう・・・。

自分自身の認知が歪んでるせいで、ありもしない妄想を抱いて、妄想を自分から現実にしてしまっている。


よくない・・・・。
本当によくない流れだ・・・・・。

建築士さんにも、色々要望をだすのだけれど、せっかく描いてきてくれた図面にケチをつけているみたいで、相手を不快にさせていないか、本当に不安。

注文住宅を作るのに向いてない・・・・。

でも夢だったんだもの・・マイホーム・・・・・。


まあ、泣いても笑っても、もう手付金も払ってしまっているので、先に進むしかないんですけれどもね。


なんでそんなに家づくりを急ぐのか、必死になるのかって、
自分の中では、夫が今の職場で上司に「これからもずっとここで働いて欲しい。でも、奥さんの気持ちもあるだろうから、話し合ってきて欲しい」と言われた際に、私が夫から言われたのが「帰りたければ故郷に(一人で)帰っていいよ」だったのが大きかったんですよね。

夫からすれば、私のことを考えての言葉だったんでしょうけれども(夫の仕事に合わせて今住んでいる場所に引っ越してきたので)、それってつまり別居ってことで、もうそれは自分の中では夫婦である必要がないってことなのかなって。

だから、それに対する私からの返答として、夫の職場であるこの地に家を建てることで「覚悟」を見せたというか、意地でも一緒にいてやる!っていう。

別に離婚したって良かったんですけど。子供だっていないし。
地元の元の職場の人達にも帰っておいでっていつも言われますし。


でも、それってなんか違うというか。
私の意地なんでしょうけれど。
だって結婚式で形なりにも「健やかなるときも病める時も」って誓ってるわけですし。
よく離婚の理由に、価値観の不一致って聞きますが、
価値観なんて一致するわけないじゃないかと思う。
不一致をどうすり合わせて一緒に生きていくか模索するのが夫婦としてあるべき姿だと思ってる。

もちろんDVだとかアルコール依存だとかがあるんだったら離婚の理由として仕方ないけれど、それ以外の、ましてやこんな些細なことで離婚するなんてのは、あまりにも自分本位だし子供じみてる。

夫と将来像を話し合えないのはすごく寂しいし辛いけれど、でも今を生きている夫にそんなことを強要するのは私の我儘だし、私の寂しさを理解して欲しいというのも我儘なんだろうと。

逆に、私のこういう寂しさや孤独感を埋めてくれるような男性って、滅多にいないだろうし、居ても表面的だったり裏があったりでろくな事なさそうだなと(偏見)。あと、本心から優しく寄り添ってくれる男性だと、私に振り回されて最終的に病ませてしまいそうだなと。


そういうことを色々考えると、色々物足りないなとおもいながらも、夫と二人で生きていくのが私みたいな人間の今回の人生における最善策なのかなと。


あんまり、この人生に期待をしすぎないようにしようと思っている節はあります。

例えば、楽しい大学生活を送りたかったなとか、子どもが欲しかったなとか。

そういうの全て、「まあ、今回はそういう人生じゃなかったんだな」と思うようにしている。「次回、そういうのに縁があったらいいな」と。

だって、欲しいもの全ては手に入らないんだから。
でも、一生手に入らないと思うのは辛いから、今回は、次回は、ぐらいの気持ちで軽く生きていきたいなと。

そうは言っても、色々考えては悩むのだけれど。







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