要点を掴むのが上手い人に共通していること

こんにちは。

タロット占いをしていると、思うことがあって、
日頃から観察眼に優れている人、
要点を掴むのが上手い、要点を掴むことを意識しながら物事に接している人に
共通していることがあります。

先に答えを伝えます。
「上から見る」もっと端的に言うなら「俯瞰」
物事を上から見ようとする、捉えようとする人は、
どうすべきかと言うのがある程度は見えているんだけど、
自分では判断しづらい、少し先のことを知りたくてタロットにやってきます。
人間の身体意識は3ヶ月先のことは見通せるのですが、
それを顕在意識で五感の感覚のようにはっきりと認識することは難しかったりします。
でも、タロットならカードにしっかり現れるんです。
カードは目に見えるので視覚で感じられるようになります。(!)
リーディングに確信がない時は、「ほんとかなー?ただ単に誘導とかなんじゃないいかな」と思っていましたが、きちんと読めるようになってからは、
やっぱり現れるんだなぁと神秘的気持ち半分、知的好奇心半分です。

タロット、特に私のタロットは、
目の前に展開されたカードをもとに、
相談者の聞きたいことの答えを探っていくということをします。
簡潔に、カードの要点や流れを伝えます。言い過ぎないようにしています。

なぜ言い過ぎないようにしているかというと、
納得感を得てもらうためには、実感が大切だと考えているし、
言われたことをよくわからないままに受け取るよりは、
きちんと納得して受け入れてもらうほうが、
その後の行動を能動的に変化させられる
と思っています。
タロットを闇雲に信じるより、
「確かにそうだな、言われてみればそうだな」という
かすかなご自身の確信をベースにタロットと接することで、
自分の人生を歩んでほしいと思っているからです。

だから、私はカードの要点や流れをだけを伝えて、
あとは内観してもらいます。
その時に「は!」とすぐに気づく人と、
「うーん、なんだろう」となる人の違いがあることに気づきました。
そうなったらもう少しこちらから掘り下げていきますが、
「は!」と気づく人の方がたくさん質問をこなせます。
まぁどっちがいいというわけでもないんだけど。

長らくやっていた個別指導の講師においても、
私はそういう授業のスタイルでした。
「私の点数を上げてください、さぁどうぞ授業してください」
という姿勢ではなくて、
「私のわからないところはここだ。ここを教えてほしい!」
「私はまずはこうなりたいんだ、そのためにどうしたらいい?」と言う姿勢に
徐々に誘導していきます。絶対その方が伸びます。
勉強だけでなく、占いつまり人生においてもやっぱりそうなんだと思いました。

俯瞰と言われても、
上から見えると言われても
つまりどうやったらいいんだ?と思う人もいますよね。

最近見た作品がその感覚が掴みやすいと思ったので、
ここで紹介したいと思います。

BBCドラマ「SHARLOCK」
ベネディクト・カンバーバッジ主演の名作シャーロック・ホームズを現代版にリメイクした作品です。ワトソン役のマーティ・フリーマンとの掛け合いもいい。
シャーロックのツンデレがたまりません。
ドラマなのに、1話が90分ぐらいある映画みたいな作品で、
シーズン4まであって、映画もあります。ドキュメンタリーもあったな。
ドラマとは思えないぐらいの仕上がりです。シーズン5も待ち遠しい。

シャーロック・ホームズはちょっと・・・というか
かなりサイコパスな人間ですが、観察眼はかなり優れていて、
服装、外見、仕草、喋り方、道具の使い方など
観察できるあらゆる特徴から推理をしていく人物です。
それはマネできないとして、
物語のクライマックスで、考え込んだり、推理をする場面で、
「俯瞰」しています。
その俯瞰している様子が、分かりやすいような映像効果を使っているので、
俯瞰する人、物事を上から見るということがどういうことなのかを掴むために、
ヒントになる作品です。

もしよかったら、BBC「SHARLOCK」見てみてくださいね〜
ベネディクト・カンバーバッジをドクター・ストレンジしか知らないと言う人にもおすすめです。シーズン1は10年以上前の作品なので、見た目が若くて新鮮です。

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