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ホリエモンの書籍マーケティングがヤバイ

・東京都知事選挙へ出馬?
・同時に、「東京改造計画」の予約開始
・本のためのマーケティングかもしれないし、
 本当に出馬するかもしれない

というお話です。
大河内薫マネリテ戦略室 Voicy 5月21日放送より

■ 堀江貴文さんが東京都知事選に出馬?

先日、こんなニュースが飛び込んできました。

「ホリエモンこと堀江貴文さんが、東京都知事選挙に出馬するかも」

僕は、これには隠された思惑が色々あると見ています。

まず、堀江さんについて簡単におさらいしておきましょう。

・在学中に会社を立ち上げ(後のライブドア)
・東京大学中退
・ITバブルの象徴
・プロ野球球団の買収仕掛け
・衆議院議員選挙立候補
・証券取引法違反で有罪判決
などなど

世間を賑わせ、時代を創ってきたのが堀江さんです。


■ 同時に予約開始された本「東京改造計画」

そんな彼が「東京都知事選に出馬か?」というニュースと同時に、「東京改造計画」という本の予約が開始されました

出馬のニュースは各社一斉に報じているので、これはリークというより、それを含めたマーケティング戦略だろうと見ています。

そして見事に、東京改造計画は、一瞬でAmazonで一位になっています。

当然、東京都知事選に出馬する「かも」なので、出馬しなくても嘘ではありません。ただ、これだけマスコミを騒がせて本につなげているので、彼なら本当に出馬するかもしれません。


■ 「都政を変えてやる」意気込みが満載

この「東京改造計画」の中では、「東京都への緊急提言37項」が語られています。

・東京都はこうしろ
・日本はこうすべき
・俺ならこうする

という内容が、37項に渡ってつづられています。

さらに、本は5章構成で、以下の内容が書かれています。

1章:経済
2章:教育・社会保障
3章:新型コロナウイルス対策
4章:都政
5章:未来の生き方

この内の4章、都政が注目です。この章からは、今の「日本をひっくり返すぞ!」という強い意気込みが伝わってきます。
一部紹介します。

・今こそネット選挙を導入せよ
・投票はQRコードで
・記者会見はオンラインで
・都議員の9割テレワーク化
・都議員の英語公用化
・東京都オール民営化

これを、俺ならやると言っているんですね。

これはまるで、選挙に出る際の公約に見えませんか?

そう考えると、出馬報道はただの本のマーケティングに収まらず、実際に出馬した際は、選挙に有利に働くのではないか、と思ってしまいます。


■ 田中角栄さんを思い出すシナリオ

この堀江さんの一連の行動を見て思い起こされるのが、かの総理大臣、田中角栄さんです。

彼は、「日本列島改造計画」という本をだして、1か月後に自民党総裁選に臨みました。

日本列島改造計画は、こんな内容です。

・交通という観点で、道路を改造する
・こことここを繋げる
・見取り図のようにまとめる

これを公約として、一冊の本にしたためたわけです。

田中さんは、選挙前は劣勢と伝えられていました。
でも、国民は色々かんぐるのです。

「もし本当にこいつが首相になってこう改造されるなら、この土地は値上がりするのでは?」

こういった心理的なバブルを起こしつつ、世間を巻き込み、見事首相になったわけです

今の堀江さんの行動が、とても重なって見えますよね。

だからこそ、僕は本当に都知事の座を狙っているのではないかと思っています。


■ 都知事選出馬報道の真意

そうは言っても、堀江さんの本当の意図は分かりません。

選挙出馬の報道は、本のためのマーケティングにすぎないのか、本気で都知事の座を狙っているのか。

果たして、正解はどっちなんでしょうか?

答えは、来月分かります。
東京都知事の告知は6月18日なので、その日が本当に楽しみで、ワクワクしている大河内薫です。


■ まとめ

さて今回は、

堀江貴文さんが都知事選に出馬か?
・報道と同時に、「東京改造計画」の予約開始
・田中角栄さんの姿と重なる
・本のためのマーケティングかもしれないし、
 本当に出馬するかもしれない

という話をしてきました。
今後も毎日noteを更新していきますので、よろしくお願いいたします。

それでは、最後まで読んでくれたあなたに、幸あれ!

じゃあね!

大河内薫マネリテ戦略室
▶️ https://bafs-style.biz/monelite88n


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