副業がバレるかバレないかなんて、ちっぽけな話だよ

・副業を始める目的は、誰かの命を守ること
・会社員は就業規則違反、公務員は法律違反になる
・迷惑をかけない法律違反と命を天秤にかけるのか？
というお話です。
※大河内薫マネリテ戦略室 Voicy 7月13日放送より

■　副業バレるバレない問題

最近、副業を始める人が増えてきました。
その背景には、

・会社がつぶれるリスクを回避したい
・家族を守りたい
・チャレンジしたい

みんなそれぞれの思いがあると思います。

その一方で、「副業バレる？バレない？」問題をよく聞きます。
それを気にする気持ちはわかります。

会社が副業禁止と言っているのであれば、バレるよりはバレない方がいいですよね。何かしらのペナルティを受けるかもしれませんから。

でも、副業を始める目的は

・自分の生活を安定させたい
・家族を守りたい

という思いのはずです。この思いに比べたら、「副業バレる？バレない？」なんて、本当にちっぽけな話です。

それにとらわれて、チャレンジの足かせにするようなことは、絶対にあってはなりません。

■　会社員は、就業規則違反

ではまず、副業をすると、何の違反になるのか？

副業禁止の会社にお勤めのサラリーマンは、就業規則違反になります。法律違反ではありません。

なので、会社の規則を破ることになります。結果、会社のルールに則って罰せられる可能性があります。

・怒られる
・給料が減る
・クビになる

■　公務員は、法律違反

一方、公務員に関しては、法律違反です。

国家公務員法または地方公務員法の違反になります。

■　副業を始めるのは、命を守りたいから

さて、副業を始めることは、会社員なら就業規則違反、公務員なら法律違反になることが分かりましたね。

とは言え、やっぱり副業はやらないといけません。

ここで、副業を始める目的を思い出してみましょう。

・自分の生活を安定させたい
・家族を守りたい

共通しているのは、自分や大切な人の命を守りたい、という思いです。

ぼくはそう信じています。

そもそも、命を守りたくないなら、仕事なんてしなくていいんです。副業なんて、もっと辛いですよ。

平日の夜や休日など、限られた余暇時間をつぶして、収入源を模索しなければなりませんから。

それを犠牲にしてでも副業を始めるということは、やはり誰かの「命を守る」ことにつながるわけです。

■　命と法律違反を天秤にかけること

でも、その時にみんなが気にするのが「副業バレるバレない問題」。

命と法律違反を天秤にかけているわけです。

ちょっと例を想像してみましょう。

・あなたは、大きな交差点で信号待ちをしている
・その交差点は開けていて、しばらく車が来ないことが明確である
・道路の向こう側には、倒れている人がいる
・その人は動いていない
・救急車を呼び、心臓マッサージをしないと助けられない状態
・でも、信号はまだまだ青信号にならない

こんな状況のとき、あなたは信号無視をしますか？しませんか？

赤信号を無視するなら、それは道路交通法違反です。その代わり、目の前の倒れている人を救えるかもしれない。

一方、青信号になるのを待つのであれば、法律は守れます。でも、倒れている人は救えません。

この場面で、後者を選ぶ人は一人もいないと信じたいです。

信号無視＝法律違反と命を天秤にかけるとは、こういうことです。

■　命より大切なものはない

もちろん、単純に法律違反を推奨したいわけではありません。

僕は法律の専門家なので、

「国家公務員法違反？そんなの関係ない、副業解禁しよう！」

とは大きな声では言えません。
ですが、たとえ話として、命を天秤にかけた場合、誰にも迷惑をかけない法律違反なんて、些細な事だと思います。

それをすることで、自分や家族の人生を守れるのであれば、それより大切なものは無いのではないでしょうか。

■　まとめ

さて今回は、

副業がバレるかバレないかなんて、ちっぽけな話だよ  
・副業を始める目的は、誰かの命を守ること
・会社員は就業規則違反、公務員は法律違反になる
・迷惑をかけない法律違反と命を天秤にかけるのか？

という話をしてきました。
今後も毎日noteを更新していきますので、よろしくお願いいたします。

それでは、最後まで読んでくれたあなたに、幸あれ！

じゃあね！

大河内薫マネリテ戦略室
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