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こどもへの正しいお金の教育とは?

 ・初めてのおつかいからスタート
・浪費・消費・投資を教える
・家計簿を公開する

というお話です。

大河内薫マネリテ戦略室 Voicy 6月28日放送より

■ 子供の教育、いつから何をするか?

以前のnoteで、子供の教育について「僕だったらこうする」ということを書きました。

・お年玉で教育をする
・お小遣いで教育をする
・利率について、複利について教える
とか

今回は、もう少し抽象的な話をします。

・初めてのおつかいから始めよう
・浪費・消費・投資を分からせよう
・家計簿を公開しよう

これを、かみ砕いていきましょう。


■ ①初めてのおつかい

まずは、初めてのおつかい。

タイミングは人それぞれですが、僕は「自意識をもって他人と交わる瞬間」から、始めると良いと思います。

具体的には、幼稚園の中年さん、5歳くらいです。
このくらいだと、近所の子供たちとも喋るし、外からいろいろな情報が入ってきますよね。

この段階で、お小遣いをもらって、おつかいをする子もいるんじゃないでしょうか。

なので、家庭内でも、外からの情報が入る前に教育をしたいですね。


■ ②浪費・消費・投資を教える

次は、今回のメインテーマ「浪費・消費・投資を教える」です。

これは非常に難しいテーマで、まず母親と父親がそれを理解することから始めましょう。

まずは、過去1か月の家族全員の支出を洗い出します。
母親も、父親も、子供も対象です。

すると、そこに壁があることがわかります。

・奥さんが何に使っているかわからない
・旦那さんも何に使っているかわからない
とか

そこはコミュニケーションをとって、洗い出してください。

そして、出てきたものを「浪費・消費・投資」に分けます。


■ 浪費は、人生に絶対に必要な支出

中でも浪費は、なんとなくわかりますよね。
散在しちゃった、遊んじゃった、という感じの支出です。

でも、それは人生には絶対に必要な支出です。
「浪費はダメ」ということではなく、浪費と分かって支出しているかを確認しましょう。


■ 消費は、日常生活に欠かせない支出

次に、消費。

これは、日常生活で必要不可欠なお金です。

・家賃
・水道光熱費
・食費

が消費にあたります。


■ 難しいのは、投資

一般家庭の支出の内、投資はなかなか無いんじゃないかと思います。

投資というと、株式や不動産投資のイメージが強いですが、僕の定義は少し違います。

投資というのは、「将来の自分に利益をもたらすもの」です。

なので、株式も不動産も、将来にわたって利益をもたらせば投資ですし、そうならないなら浪費になります。


■ 家計簿を分析すると、マネーリテラシーが上がる

さて、このような観点で、家庭の支出を「浪費・消費・投資」に分けてみましょう。

すると、今まで考えていなかったことが見えてきます。

そして、毎日の支出がどれにあたるか、常日頃から考えるようになったら、あなたのマネーリテラシーはぐんぐん上がっていくことでしょう。

ぜひとも、騙されたと思って、やってみてください。


■ 一番リターンが大きな投資は、自己投資

番外編ですが、投資は何も株式や不動産だけでなく、自己投資もあります。

・本を読む
・新しいパソコンを買う
・そのパソコンで副業を始める

これらは、将来にわたって利益をもたらします。

そして、投資の中でも一番リターンが大きいのが、自己投資です。
なぜなら、リターンが青天井だからです。

株式や不動産は、相場の利回りがあるので、儲けに限界があります。

一方、自己投資に限界はありません。

なので、「投資=自己投資」がパッと出てくるようになったら、非常に良い状態ですね。


■ 親が理解してはじめて、子供に教えられる

さて、ここまで、親が「浪費・消費・投資」を理解するという話をしてきました。

ここまできてようやく、親は子供に教えられる状態になります。

・浪費ってこういうもんだ
・消費ってこういうもんだ
・投資ってこうだ

その中で、必ず教えてあげることがあります。

・投資の概念を間違えないこと
・浪費は、人生には必ず必要なもの

ただの節制する節約家になりたいわけではないので、こういうことを教えてあげてください。

そこでコミュニケーションが取れることが、重要です。


■ ③家計簿を公開することも大切

そして最後、家計簿を公開することがとても大切です。

公開して、家計が厳しいことがわかるのは、恥ずかしいかもしれません。

でも、それは事実ですよね。
お互い、良い緊張感が持てて良いと思います。

・親は「もうちょっと稼がないとな」
・子は「ウチって貧乏なのかな?自分で稼がなきゃ」

と思うわけです。
そして、その子供はアルバイト以外の稼ぎ方を模索するようになるでしょう。

なぜなら、小さいころから、お金の教育を受けているから。
お金の使い方や可能性を知っているからです。


■ まとめ

さて今回は、

こどもへの正しいお金の教育とは?
 ・初めてのおつかいから始めよう
・浪費・消費・投資を分からせよう
・家計簿を公開しよう

という話をしてきました。
今後も毎日noteを更新していきますので、よろしくお願いいたします。

それでは、最後まで読んでくれたあなたに、幸あれ!

じゃあね!

大河内薫マネリテ戦略室
▶️ https://bafs-style.biz/monelite88n


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