【不妊治療の記録 #09】胎嚢確認から無事卒業へ
前回の内容はこちら↓
39歳で不妊専門病院に通い始め、タイミング法を半年、人工授精3回行なったが惨敗し、体外授精で妊娠判定がでました。
年末の妊娠判定、年明けまた病院へ
前回はHGC検査のデータ上での結果報告であまり実感がなかった妊娠判定。約1週間後の年明けすぐの1月2日に病院へ。1月2日から空いてる病院ってすごくないですか?笑
年末年始ほとんど休まないんですね。病院が開いてて驚きました。
と先生に言ったら
そうなの!不妊治療はタイミングが大事だから。休んでる場合じゃないのよ。
たしかに病院に通っている患者さんの気持ちになったら、病院に休まれたら妊娠のタイミングも失ってしまうかもしれない。頭さがります。
先生達はほとんど年末年始も休み無しで働いているようです。それだけ不妊治療でたくさんの人が通っているって事なんだなぁと。
超音波検査を行い、エコーを見るとほんの小さく玉のようなもの我が子が見えて胎嚢を無事に確認。「わー!本当に妊娠したんだ…嬉しい」とようやく少しずつ実感が湧いてきました。
妊娠してもやっぱりまだ油断はできない
胎嚢が確認できたとはいえ高齢出産は流産率も高いため、まだ油断はできず病院から出されたホルモン剤と座薬を12週目くらいまで続けなくてはなりません。妊娠を保てるように飲むようです。1日3回の投薬は正直大変でした。
なるべくに無茶をしないように安静に過ごし、8週目あたりの検査でようやく「うん。順調だし大丈夫そうだね。今日で卒業です」と言われ、ようやく不妊の病院を卒業することに。翌週もてっきり通うと思ってたから、
え?本当に終わり?やったーー!と思いました。
最後の病院では看護婦さんから13週まで続くホルモン剤をもらい、子供のエコー写真と看護婦さんや先生からサプライズでお祝いのメッセージをいただきました。嬉しかったな。
そして紹介状をもらい、10週の検査から館山の産院に妊婦検診へと移行となりました。
途中で病院を変更しなくて良かった
実は人工受精も結果がでず、体外受精で2回採卵が見送りになった時に病院に対してとても不信感を抱くようになったんです。
こんなにお金もつかってるし、注射もたくさん打って頑張ってるのになかなか先に進めないし、何でなの?病院が悪いのかもしれない。
友人は別の某有名B病院で妊娠したし、病院の相性があまりよくないのかもしれない。友人の通っていた病院に変えようかな。
と本気で思うようになってたんですね。
採卵3回目あたりで『病院を変える事も検討してます』と先生にはっきり伝えたんです。
どこの病院を検討してる?
B病院です。
B病院なら問題ないよ。気分転換にもなるし、病院変えるのは良いかもしれないね。
もし行くなら今やってる方式を変えない方がいいから、AとBとC病院だったら大丈夫。A病院は私の元同僚もいるよ。でもK病院は有名だけど、病院の方針が全然違うから辞めた方が良いからね。
でもABC病院の人が転院してうちに来たりもするから、どこも技術的にはそんなに変わらないと思うよ。
と言われたんです。
病院を変えようとしてる患者に対して、適切なアドバイスをくれて、この先生は良い先生だなぁ。やっぱり信頼できるかもしれない。なんて思い直しました。
途中まで体外受精をすすめてたし、そのあとに無事に採卵もできたので、転院するのは辞めました。
無事に妊娠し、卒業の時に
病院変えなくて本当良かった!他の病院に変えてたらまたイチから始めなきゃ行けなかったし。妊娠まで時間かかっちゃってごめんね!
と先生に言われました。途中不信感を抱いてしまいましたが、最初から最後まで担当してくださった先生に感謝です。
そのような感じでようやく、不妊専門病院を卒業となりました。色々しんどかったし、辛い事もあったけど、自分本当によく頑張った!!そしてお腹に来てくれた我が子にありがとうを言いたいです。
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