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ピアノと性格の話

下の子が入学したのを機に、ピアノを習い始めた。
といっても3歳から高2あたりまでエレクトーンを続けていたので、
鍵盤を弾く行為についての経験値は一応ある。

ピアノを教わりはじめて感じたこと。
「演奏には性格が出る」

私の演奏は表現力に乏しい。情緒というものがわからない。
フォルテの箇所で「もっと思い切って」と言われる。思い切れない。
失敗のないように、譜面通りに音符を正確になぞることで精一杯。
小さくまとまった、真面目なだけの、面白みのない淡々とした演奏。

けど、こうして自分へ無駄に厳しい目を向けてしまう、これもまた性格。
私が自己評価低い発言をすると、近しい人ほど不思議そうな顔をする。
私は私の至らない点ばかり目につくけど、
私をよく知る人は「良いところ優れているところも多々ある」と伝えてくれる。

演奏も人生も、もっと自信を持って失敗を恐れず自分を出せれば、
きっともっと楽しいんだろうなー。

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