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人と本で作られるもの

漢字の成り立ちや、漢字の足し算のように小学校で教えられた字がいくつかあります。例えば、人に木で、休むという字のように。

「人に良い」は食、「人と本」では体になります。本は、今では一般的に紙でできているものを指すのかも知れませんが、僕としては、それはなんでもよくて、物語や情報源のような意味合いで、目で見たり耳で聞いたりしながら、時間を過ごすものです。

毎週木曜日には、本のことを書いています。

去年もここに投稿していますが、ブックサンタという取り組みをご存知でしょうか。本を読む人ならば、本を読む人・・特に子ども、を応援したくなるかな・・なんて思うのです。

サンタになって、クリスマスに、本を贈る。

この活動に参加している書店(年々増えてはいます)で、本を買って寄付すると、経済的に厳しい家庭の子どもに本が届けられる仕組み。

そのほかに、クラウドファンディングとか、継続的なサブスクのような仕組みがあり、本を届けることができます。

僕は、自分のため、自分の子どものために、そして家族のために、本を買うことは多くありますが、誰かのために買うことはこの取り組みで初めて体験しました。

昨年は、クラウドファンディングに参加し、運営の方に本選びもお任せしたのですが、今年はちゃんと買って寄付したいと思っています。

迷っているのは、ひとつの話だけの一冊一話タイプか、複数話が収録されたお得なタイプか。さまざまな物語に出会って、いろんな主人公を知ることは読書の醍醐味でもあるし、たまたま出会った物語が勇気づけてくれる奇跡も知ってほしいし。

子どもに買った本がかなりたくさんの話が入っていて、便利で楽しくて、でもそれって本当の話よりもだいぶ要約されてるんだよなぁと、少し気になっているというか。

この本には、いわゆる童話であるお姫様と王子様のお伽話のほかに、海外の名作小説、伝記のような人物の物語が入っています。それらが、数ページに要約されていることもすごいのですが、何より挿絵が可愛くて、見飽きないのです。

もともと、誕生日プレゼントとして、いろんな話を読んで欲しいという気持ちから買ったのですが、大人でも知らない話も多く、一緒に読みながら、次へ次へと読み進めたくなるものでした。

読み手の性別で分かれて出版されているので、おとこのこ用はまた違った話があるはずです。

物語は全て読んでこそ価値があるという意見もあると思いますが、やはりとても時間がかかるものです。いくつもの話をさらっと読めること、それは「読むのが楽しい」につながるのではないかと思うのです。

限られた時間に、いろんな話を読んで欲しいと思うのは、その本に大人でも知らない話がいくつもあったから。さまざまなピンチに、主人公がどう乗り越えるのか、それはいくつでも知ってれば役に立ちそうな気もします。

ある程度コスパも必要なサンタ事情。その本は、どこかで待っている子に、見た目以上に大きな幸せを届けられるのではないかと思うのです。


親子の読み聞かせ時間・・いいですよねぇ。忙しいとかって、つい後回しにしているといつの間にか大きくなって・・そんな温かな場面をサムネイルにしていただきました。infocusさん、ありがとうございます!

#ブックサンタ2022  #寄付 #プレゼント #本



最後まで読んでいただき、ありがとうございました! サポートは、子どもたちのおやつ代に充てます。 創作大賞2024への応募作品はこちらから!なにとぞ! https://note.com/monbon/n/n6c2960e1d348