しまい・えのすい
夏休みらしいことが、あまりできていなかったなぁ・・なんて思っていたので、夏休みシーズンが明けて、子どもたちを連れて水族館に行くことにした。
7月には、3歳の子を連れて行っていたのだけれど、やはり上の子も行きたい・・という思いを募らせていたようで、出かけたい場所を聞いたら「えのすい」ということになった。
職場の福利厚生サイトから確認すると、9月の半ばは割引をしていないとの表示。つまり、割引をしなくてもお客さんがわんさか来る時期なのだ。サイトを見た時には、そこまで考えが及ばず「ふーん、そんな時期もあるんだ」くらいにしか思っていなかった。
しかし、行ってみると、季節的にも日程的も、江ノ島は観光客で混雑していた。車で移動するとなると「いま迷惑をかけているなぁ」と思うことが何度かあった。人が多い、というのはこういうことかと痛感した交差点もあった。
水族館の入り口も、初めて見たくらいの行列・・館内も混雑していた。時系列は異なるものの、混雑ぶりがわかる写真があったので載せたい。イルカショーが始まる15分前の会場。超満員である。30分前に行って席を確保したので、僕たち家族は問題なく見ることができた。
”えのすい”のイルカショーは、その日のイルカや人間の調子によって、内容が少しずつ変わってくる。
前回も今回も、ショーに出ている人たちが「あれー、今日は出来なかったねー」とか「お、今日はすごく調子いいみたい!できたね!」と言っていて、緩いというか失敗も成功も、あまり意味がなくて、イルカと一緒に楽しむのが、”えのすい”のイルカショーなのかと思ったものだった。
数年ぶりの”えのすい”を楽しみにしていた上の子は、僕たちと少し離れて最前列に座っていたが、運よくなのか運悪くなのか、あまり濡れることはなくショーを見終えた。
前回来た時には、ささっと見ては通り過ぎていた3歳児は、上の子と一緒に、水槽に齧り付くようにして観ていた。入ってすぐの水槽に10分ほどいた時には、帰るのは夜になるのではないかとさえ思った(笑)
子が撮ったフグの写真。動く魚は、動物園で遠くから撮るのとは違って、結構ブレてしまうようで、苦戦していた。
えのすいといえば「ぬいぐるみくじ」がある。1回1,000円程度でハズレなしのくじを引き、海の生物のぬいぐるみをゲットするものなのだが、3等が小、2等が中、1等が大、というサイズ感なのである。我が家には、すでにイルカ、カワウソ、ペンギン、アザラシがいて、すべて3等であった。
くじの売り場にいると、時折鐘が鳴って「当たりましたー!」と声がする。それは2等や1等を当てた時に、売り場で鳴らしてくれるものだ。これを聞くと、あぁちゃんと2等も1等も入っているんだな・・と思える。
そして今回は、ふたりの子は別々の生物を選ぶのかと思っていたが、どちらもクラゲ、しかも同色をチョイスした。くじを選び、開けてみると・・3歳児の取った紙には「2等」とあった。鐘が鳴らされた。8歳児の方は、順当に3等だったけれど、かわいいぬいぐるみに満足していた。
旅先で無駄にお土産を買いたくない性格の僕なので、ぬいぐるみを買うことも「うーん」とかって思うのだけれど、やはり子どもたちの笑顔を見られると、その気持ちは揺らいでしまうものだ。
魚を観たあとに、水族館の前に広がる砂浜に行くのも定番になっている。貝は見つからなかったものの、波の音や、潮の香りを感じられて、なんとなく癒された。
子どもたちは、どんどん大きくなっているなぁ・・と思う、後ろ姿の写真が増えてきた。
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