部屋も心もキレイにしたい #書もつ
毎日のこと、時々のこと、毎月のこと、そして1年に1度のこと。家事の筆頭とも言える、掃除のこと。
最近では便利グッズや、高性能な掃除機などの話題もありますが、掃除をする人たちの物語もあります。
名作「バッテリー」などの野球小説、清涼感ある時代小説が楽しい作家さんが書いた、お仕事小説。
Team・H K
あさのあつこ
ハウスキーピングって、いい言葉だなぁと思いました。
誰かがやらないといけないし、誰でも出来ると思われている作業に、誇りを持ち楽しんでやっている彼らを応援したくなる作品。
キャラの身近さと、人の良さは作者の思いやりなのかなぁと思いました。
彼らの続編を読みたくなりました。
そして、自宅の掃除もやらないと。
家事は、1人暮らしでも2人で暮らしても、はたまた大家族になっても必要です。まして、掃除なんて生きていたらずっとついて回るような身近さ。
掃除が面倒くさいから、モノの場所を決めて、それでもダメならモノを減らすか、場所を広げる、みたいなことを考えている方も多くいらっしゃるでしょう。
掃除を仕事にすること。僕は考えたことがありませんが、以前勤めていた引っ越し会社の学生アルバイトさんが「掃除楽しいかもなぁ」と呟いていました。
引っ越しは、大物の家具家電の掃除みたいなところがあって、片付けると部屋が広くなります。そんな場面で、ふっと気持ちが軽くなるとき、嬉しくなる感じ、僕も共感できました。
働く時、自らのことだけを意識するよりも、他人との気持ちのつながりを意識することが多くある気がします。それは、良かれ悪しかれですが。
チームで働くことで、いろいろなことができる反面で、それぞれの人がどんな人なのか、この物語では会話などでその姿が見えてくるようです。
でも、どんな人かわかってくると、苦手意識が薄れて、チームの力が上がっていくところや、読者メーターの感想にも書いてあるように、いい人ばかりが出てくる作家の優しさもあって、ほっこりしながら読むことができました。
この作品を読むと、掃除したくなります。
掃除したら、やっぱり気持ちいいですもんねぇ。
心がキレイって、どんな状態なのかなぁ、と考えながら書きました。それは誠実とか正直とかなのかなぁと、このサムネイルで気がついたように思います。真っ赤な壁が印象的ですね!infocusさん、ありがとうございます。
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